ボーヌ四日目、曇天を楽しむ (2016.06.11 Sat.)

予報通りの空模様。曇りで時折雨が落ちてくる。今回は兎にも角にもサッカーなので、あまり移動しない旅の設定。ホテルを変えてもう3泊。同じ街に合計6泊!今までにないプランでワクワク。 チェックアウトも12時までとのんびりしているのでパッキングだけ済ませて、いつものカフェで朝ごはん。そしてマルシェを冷やかす(ボーヌのマルシェは火曜日と土曜日)。ここにも大勢カゴムッシュ(笑)そして旬のアスパラガスが並ぶ並ぶ。花はシャクヤク、果物は桃が目に留まる。扁平の日本にはない桃。ホテルで食べようとちょこちょこっとお買い物。キッチン付きなら見事なアスパラも買えるのに。ざんねん!

途中子供たちが話しかけてきた。フランス語わからないのぉ。ごめんねぇと角を曲がったら、テーブルにお菓子やジュースが並んでいて保護者の姿も。何かのチャリティーのようです。オレンジジュースを1ユーロで。5ユーロでお支払いしたら嬉しそうにお釣りを数えて手渡してくれた。かわいい。

さて、喉も潤ったしワイン博物館/MUSEE DU VIN DE BOURGOGNEへ。屋外のワイン造りの古いお道具は先日拝見した。今日は扉を押して館内へ。この建物はブルゴーニュ公の居城だった14~16世紀のものらしい。午後からオテル・デューへも行くつもりなのでセット券を購入。きれいで雰囲気のある展示。さすがです。モノクロの古い映像、樽職人が樽を作る様子が撮影されたムービーが特に興味深かった。

一旦ホテルに戻り、徒歩数分の距離のホテルへチェックイン(笑)荷物を置いて、一息ついて、お昼ご飯。今日は自然派のワインを楽しめるお店第二弾、Diletenteで。サーディンのブルスケッタ、アスパラソバージュとブレザオーラ、グリーンサラダ、生ハムをアテに、グラスでいろいろ。ご店主の口から日本語が飛び出す。奥様が四国の方でした。だから、棚に土佐酢とか置いてあるのですね。納得。クレマンのロゼ、最後にいただいた赤が忘れがたい美味しさ。

また旧市街へ戻って、オテル・デュー/l’Hotel Dieu(オスピス・ド・ボーヌ/Hospices de Beaune) へ。ここは、ブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロラン創設の戦争の災禍と疫病に苦しむ病人や貧しい人々を救済するための施療病院、1971年まで実際に病院としてまた貧しい人の宿泊施設として使用されていたとのこと。施設の建設以降、運営費はオスピス・ド・ボーヌが所有するブドウ畑から収穫された葡萄でできたワインの販売でまかなわれており、今も11月にオークションが行なわれ*、現在も運営されている施療病院の運営費用に当てられているそうだ。とても興味深く拝見した。そのオークションを含めて三日間行なわれるイベントは「栄光の3日間(Les Trois Glorieuses)」と呼ばれるそうな。そのときは、とんでもなくすごい人なのでしょうねぇ。

夜はホテルのルームサービスとマルシェで買ったサラミなど。お供はペリエ。今宵はイングランド対ロシア。先制したイングランド、ロスタイムに追いつかれてドロー。これはサポーター、荒れそうですよ。

*オスピス・ド・ボーヌのオークションは毎年11月の第3日曜日に開催され、落札価格はその年のブルゴーニュワイン全体の取引価格に大きな影響を与えるといわれている。樽単位でワインが売買され、落札された樽は、落札者が委託したネゴシアンによって樽熟成から瓶詰めまで管理される。

ブルゴーニュの食前半
ブルゴーニュの食後半