丑の日は、読書 (2017.07.25 Tue.)

梅雨に逆戻りのような空模様が続く。ぱっとしないお天気、心にもカビが生えそうである。散らかっている部屋も暑苦しさを助長する。こんなことではいけないと気合を入れて、溜まってしまった資料を片付け始める。資料の束から『千本組始末記 アナキストやくざ笹井末三郎の映画渡世』(柏木隆法著 平凡社)について、お世話になっている芳澤先生が書かれたものが出て来た。いただいたときは京都に住み始めておそらく一年ほどの頃で、それほどの興味を持たずに資料の束に埋もれたしまったようだ。さっそく読む。面白い。俄然興味が湧き、府立図書館へ。さっそく借りて読み始めた。先生の書評にも目を丸くしたが、本編も目からウロコが落ちっぱなし。資料の片付けを思い立ってよかった!

さて、図書館から向かうは銀行。その後に堀川を超えてワインをピックアップ。泡2本、白1本を担いでデパートへ。土用の丑の日「うなぎ」のオンパレード。今宵はすでにオーストリアのリースリングと決めているので鰻を横目で眺めつつ、シェーブルチーズと山梨の桃。ちょうど鰻と同じくらいの値段になった(笑)

いい塩梅に冷やした桃をスライスして、フレッシュタイプのシェーブル、LE ROVE DES GARRIGUESをのせる。絶品。リースリングにもぴったり。

食後は再び読書。蒸し暑さも吹っ飛ぶ面白さ!