紛糾と失望 (2017.08.27 Sun.)

少し大げさなタイトルになったけれど、さわやかなお天気で地蔵盆2日目、という本日のできごと。

ご近所に聴竹居で有名な藤井厚二設計のお家があった。神楽岡通りから吉田山に登る入口の斜面地にその家は建っていた。特徴的なアプローチや窓の格子。一目でその人の設計だということがわかる家。その家がとある企業に売られた。藤井厚二設計の家はそのまま残るという条件の元、販売されたと聞いた。しかしその家は取り壊され、部材は藤井厚二の設計を愛する方に譲られたが、工事が始まった。静かな住宅街に、突如大型クレーンが立つ。ダンプカーが出入りする。えっ、何ができるの!?こんなに大規模な工事だとは思わなかった!という声が上がり始める。そして今日、町内会の申し入れにより、住民説明会が行われた。

工事着工の前に、法令で定められた域内の家々(敷地境界から15m以内)には説明に回ったらしい。その数は少ない。そんなことも影響して、それほどの大きな規模の工事だとは皆思わなかったのである。

法を守って事前説明そして工事を行なっているというお話。法令を遵守するのは最低限のことで、それに加え建造物を建てる場所の風土や住む人々に配慮するのが人として当たり前のことなのではないだろうか。設計も施工も大きな会社で、そちら側に立てばおそらく小さな工事なのだろう。でも普通の家が立ち並ぶこの地域にとってはとてつもなく大きな工事に映る。しかも斜面地だからどの家からもクレーンがよく見えるのだ。そんなことも少し周辺を歩けばわかりそうなものを… 

ともかく私もひとつ発言させていただき、遅きに失した感は否めないものの、開催されたことはよかったと思う。近隣住民の憂いが取り払われますように!

終わって、京大のカフェで遅いランチを取る。「総長カレー」のシーフードが私たちのお気に入り。スパイシーで付け合わせのラッキョウもなかなか美味。五穀米にできるところも大いによかった。ところが今年2月に現在の総長考案のシーフードカレーに取って代わられてしまった。新聞記事で知る。残念に思いつつも新しいカレーにも挑戦してみなければと新作カレーをオーダー。結果は、大いに残念。“乱獲で枯渇の危険が高まる魚種が増える中、豊富にとれる魚介類を選んで食べようという「ブルーシーフード(BS)」の概念を広めるため”(2017年02月07日京都新聞HP記事より抜粋)という理念は素晴らしくても美味しくなければねぇ。これって今の総長の「ゴリ押し」なんじゃないか、ゴリラの専門家だけに。などとおやじギャグさえ出てしまう始末(苦笑)あぁ、ざんねん!