Tivoli二日目 (2017.10.08 Sun.)

寒い!風もつめたくて冬!!今日はVilla Adrianaへ行く。間違った場所で待っていて9時20分のバスを逃す。今回はバス停が鬼門(苦笑)。正しい(と思われる)バス停で、通りかかった青色の長距離バスの運転手さんに尋ねると近くを通ると言う。乗せてもらう。やぎがチケットを刻印しようと思ったらできない。それもそのはずバス会社が違う(汗)

近づくとお願いした通り女性の運転手さんが大きな声でAdrianaと教えてくれる。隣り合った女性も気にかけてくれ無事に最寄りで降りることができた。そこから1キロちょい歩く。途中違う方向に歩き出していたらしく、地元の男性二人組が「そっちじゃないよっ」と大きな声で教えてくれた。あちこちで親切に支えられている。

Villa Adrianaへ着く頃にはとてもよいお天気になって暖かくなった。それにしてもすごい。まさに「美しい廃墟」。ヤマザキマリさんのテルマエロマエを思い出して思わず笑いがこみ上げてくる。

帰りは無事に最初に乗ろうとしていたCAT社の4番のバスでTivoliまで。それにしてもVilla Adrianaに貼ってあった時刻表。「バスは記載の時刻より10分から15分遅れて到着する」と注意書き。それなら時刻を書き換えればいいと思うのだけれど、遅れてくるのがテンポラリーなのか?そんな風にも読めなかった。摩訶不思議。

遅めのお昼ご飯を宿の方に教えてもらったもうひとつのお店Cavallino Rossoで食べる。こちらも魚介がうり。小イカのフリット、魚介のリゾット、ほうれん草とムール貝のニョッキ、白ワイン、ドルチェひとつ、カッフェ、ミネラルウォーターで€85。今まで一番高いランチとなる(笑)小イカのフリットが美味しかった。私がオーダーしたニョッキ、味は悪くないけれど量が多くて食べきれず。初めてのお店は量が測れないので悩ましい。半分にしてもらったらもっと食べたかった、ということもあるし(笑)

午後はParco di Villa Gregorianaへ。ワンダフル!!!

夕ご飯は昨日通りかかってなかなか雰囲気がいいなと思ったナポリ料理のお店。ネットで見つけた同胞の評判もよかったので挑戦。結果は… 鼻が利くのが少ない取り柄なのに、完全に外してしまった。イタリア語を話しているのに英語で話しかけてくる。お料理もなんとか完食できたのはカプレーゼ(しかしあのモッツァレッラは…)と野菜サラダ。最近目にしたコメント「ベーシックイングリッシュも通じないお店、云々」という英語が母国語の人がイタリアのお店に対して書いたもの。そのせいなのか一所懸命英語を話そうとするのは。どこへ行っても自分の国のやり方や自分の国の言葉が通じて当たり前と思うのはお門違いではなかろうか。何よりそれでは楽しくないのでは。旅は非日常を楽しむものだと思っている。言葉が通じない面白さ楽しさ。ときには困ったことも。だからこそ好きになった国の言葉を勉強しようとわたしは思う。

件のお店、最後のカッフェはサービスだった。私の気持ち、ちょっと伝わってしまった?(笑)

今日の食フォト