五月晴れ (2018.5.20 Sun.)

如意ヶ嶽

爽やかなお天気に後押しされ府立図書館へ。5月2日付の讀賣新聞に「豊かな日本語維新が変えた」“言文一致で過去と断絶 外来語取り込み力は今も”という見出しで日本文学研究者のロバートキャンベルさんへの取材記事が載った。とても興味深い内容だった。その中にお名前が出た作家、多和田葉子さんの小説を読んでみようと出向いた。いくつかの著書から「百年の散歩」を手に取る。もう一冊偶然目に飛び込んできた「業平ものがたり」(松本章男著)も一緒に借りる。

近くに業平塚があり、最近ぐぐっと(勝手に)身近に感じている御仁。電子書籍で「伊勢物語」を読み始めたけれど、なかなか理解が進まなかったので、よい本にめぐり合いました。これも業平さまのお引き合わせに違いない(笑)

岡崎へ出たらもう一箇所ここは外せない。エーテルヴァインさんに立ち寄りワインを物色。今夜のための泡(プロセッコ)を書籍と共に背負い、他はお送りいただくようにお願いする。

プロセッコをあまり揺すらないよう注意して、お淑やかに帰宅。前回はスペインのカヴァ。プロセッコと共にあまり「文句なくいい!」と思えるものに出会えないアイテム。しかしお薦め通りどちらもよかった。

しばらくこんな泡日和が続いて欲しい。