秋野不矩美術館 (2018.08.28 Tue.)

新幹線を浜松で途中下車し秋野不矩美術館へ。足を昨晩挫いてしまったこともあり行きは、遠鉄・西鹿島からタクシーに乗る。タクシーの運転手さんが穏やかでいい方だった。お国柄か。美術館では丁度、藤森照信展を開催中。藤森氏はこちらの美術館を設計した建築家及び建築史家。最近藤森さん設計の建物に縁がある。展示されていた建築素材見本が特に面白かった。家を建てることがあったら「あれ」は真似してみよう、などと妄想も膨らむ(笑)

秋野不矩画伯については訪れるまでお名前ぐらいしか存じ上げなかった。生涯真摯に絵筆を握り続けた女性なんですね。静かな中に様々な思いや情熱が秘められた絵画にも魅せられました。

帰りは最寄り駅まで歩くことにする。美術館へのアプローチ、坂道をタクシーでぴゅっと通ってしまったので、帰りはその坂道を振り返りながらゆっくり降る。歩かないとわからないことも多い。少々無理をしてよかった。

最寄り駅の天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅」の風情もよし。乗った列車はカーテンがマリメッコ!後から調べたら『スローライフトレイン』という特別列車だった。この路線で逆方向に掛川まで出て「こだま」でのんびり帰洛という手もあった。残念ながら二駅乗っただけでマリメッコ列車とはお別れ、遠鉄に乗り換えて浜松へ。奮発して車内でのお昼ご飯にうなぎ弁当を買う。やぎへのお土産にもうひとつ。それにしてもさすがに浜松。うなぎがずらっと壮観です。

お弁当はあまり時間がなかったのでぱっと目についた「浜名湖山吹」さん。なんとアツアツ。すぐに新幹線に乗車したので熱々のまま。付属の蒲焼のたれと山椒をかけて美味しくいただきました。美味しいおまけ付きの新幹線途中下車。くせになりそうです(笑)