芸術の秋 (2018.11.10 Sat.)

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そして食欲の秋。木曜日の「没後50年 藤田嗣治展」@京都国立美術館に続いて、本日はまず着物メイトのSさんに誘われて「帯屋捨松×京絞り寺田 -日本の色、世界の色-」へ。ワークショップに参加するSさんと別れてお店を後に、向かうは楽美術館「光悦考」。見終わって徒歩で移動中ポスターが目に留まり虎屋京都ギャラリーへ。フランス国立ギメ東洋美術館「明治」写真コレクション展を楽しむ。お天気もよく昨日までとは違って風が少し冷たく、着物でぶらぶらと歩くのに最適な陽気。

藤田嗣治はこれまで断片的にしか知らず、それほど関心のない画家でしたが、芸術新潮の特集がとても面白く俄然興味が湧いた人物。捨松さんの展示は、久しぶりに着物関係。極力近づかないようにしている着物関係ですが(笑)手間をかけた仕事を拝見して心豊かな時間。「光悦考」も面白かった。なるほど書の先生も面白いとおっしゃっていたのはこういうことかと合点。これは本も読んでみなくては。

数多くの素晴らしい手仕事に触れた後は、お気に入りのリストランテへ。琵琶湖のほとりに住むAさんご夫妻&やぎと待ち合わせ。グランヴァンのヴィンテージ違いを同時にお相伴するというなんとも贅沢な夜。芸術の秋、食欲の秋。ご縁にも感謝する一日でもありました。