山口へ(2019.02.15 Thu.)

温泉が必要だ!となり、急遽温泉へ行くことに。アクセスがよくまだ行ったことがない、ということで選んだ湯田温泉。室町時代に遡る白狐伝説があり中原中也の生誕地で種田山頭火も愛したと聞き、勝手な妄想を抱いて出かける。しかーし、想像とはだいぶ違い私たちの投宿した宿も車がびゅんぶん通る県道沿いでした(笑)でもさすがにお狐さんの傷が治ったお湯。そしてお食事も美味。町の外側にはいつ頃引かれたものだろうか(灌漑用と思われる)水路が張り巡らされていて、これは風情がある。こう言う景色を上手く使って町並みを作ればよかったのに、とは旅人の勝手な感想(笑)翌日は一駅先の山口へ足を延ばす。思ったよりコンパクトな街。健脚を自認する私たちは徒歩で楽しめた。瑠璃光寺の五重の塔、萩藩主毛利家墓所(香山墓所)、山口県立美術館(設計・鬼頭梓建築設計事務所)、旧県会議事堂など。毛利家墓所の墓所に“うぐいす張りの石畳”という場所があり、これにはびっくり。墓所の雰囲気もとてもいい。旧県会議事堂、現在は「山口県政資料館」として一般に公開(無料)されている。こちらもとても素敵、思いがけずの山口市を、堪能!