レンヌ3日目(2019.6.15 Sat.)

昨日の快晴から再び雲の多い空模様。途中にわか雨も。フランスに詳しい友人からレンヌからはMont Saint-Michelも近いと聞き、せっかくなので足を延ばすことに。レンヌ駅9時45分発のバスがターゲット。駅へ行く途中、毎週土曜日の朝に開かれるMarché des Licesに立ち寄る。このマルシェは4世紀にわたる歴史がありその規模はフランスで2番目、だそうだ。屋外にもテントがずらり。屋内にも美味しそうなものが並ぶ。雰囲気のある建物もいい。手作りのハーブティーにこちらの「Gateau Breton」(ガトーブルトン)を買い求める。お店の方のお話だと漁師さんが船に乗り込むときに持っていったそう。それゆえ賞味期限も長い。二ヶ月は大丈夫だし、作ってすぐより少し置いた方が美味しいとの説明。プレーン、フランボワーズ、塩キャラメル、の3種を試食。どれも美味しいけれどやはり塩キャラメルに軍杯。別のお店でもう一種類焼き菓子。旅の最終地ならもっとたくさん色々買えるのに!それにしても、楽しい!楽しすぎる!!もうひとつ常設のMarché centralへも。それほど規模は大きくないけれど、こちらも楽しい。「人の暮らし」がちゃんとあるレンヌ。さらに好きになる。後ろ髪を引かれつつも駅へ。モンサンミッシェル行きのバスはさすがに人気。余裕を見ていたはずなのにトイレに行っている間に結構ギリギリ。危うく席がなく乗れないところだった(汗)

バスを降りてから、シャトルバスもあるけれど、歩いて向かう。この「歩いて向かう」というのはよい選択だった。着いてすぐお昼にする。スープと伝統料理と目にした「ふわふわオムレツ」をオーダー。下調べなしで入ったお店だったからか、スープはまずまず美味しかったけれどオムレツは、う〜ん。もうひとつの名産の、ムール貝にしておけばよかったな(笑)

さて肝心のモンサンミッシェルはと言えば、想像と随分違った。おお!と感動したのは遠くからみたお姿。なので、シャトルバスは使わず歩くべし。もちろん建物も興味深かったし丁度ミサが行われていてその雰囲気もよかったけれど。

14時05分のバスでレンヌに戻る。今宵はホテルで夕ご飯。朝食を食べるスペースで他の時間帯も飲んだり食べたりできる。朝が美味しいので期待できるという予想は大当たり。気の利いた料理に美味しいワイン。ホテルというよりは友達の家、という居心地の良さ。大きなテーブルの斜め前に座っていた英語圏(おそらく北米)のご夫婦。ずっとそれぞれにiPhoneとiPadを操作している。初めての場所でいろいろと下調べをしているのだろうけど… あぁ、スティーブ、と思わず心の中でつぶやいてしまう。

そうそう、昨日受けたNHKの取材、どうやらニュース7で流されたそうだ(赤面)友人からのメールで知る。

レンヌの食