アヴィニョン1日目(2019.06.16 Sun.)

Avignonへ移動。TGVで5時間近く。ここが一番の長丁場。ブルターニュの車窓はなだらかな平原が続く。牛がのんびりを草を食む景色を楽しみながら南下。だんだんと景色が変わってくる。山、も見え始めた。懐かしいリヨンも過ぎ、時間通りにアヴィニョン着。真っ青な空!日差しが夏!!これがプロヴァンスか。駅名が「AVIGNON TGV」とありレンヌと違いTGV専用駅。つまり普通の鉄道駅よりさらに街から離れている。建物がまったく見えなかったので不安になるが、さほど遠くなかった。ほっ。チェックイン時間には早かったので荷物だけ預けてホテル内で遅めのランチ。今日はレストランがお休みなのでバーで軽食のみですが、とスタッフ。それで十分と席に着くと、なんと羊のクスクスがあった。迷わずこちらに。後はモッツァレッラのサラダとグラスでシャンパーニュ。やぎはデセールまで。う〜ん、おいしい!この街の滞在も素晴らしいスタート。ちょうど食べ終わる頃にチェックインの時間となる。荷解きをしてまずは街へ。

アヴィニョンと言えば童謡で有名な「アヴィニョン(サン・ベネぜ)橋」(Pont d’Avignon)を目指す。日差しがじりじりと肌に痛い。一気に真夏。でも空気は乾燥しているので日陰が涼しいのが救い。橋といっても今は途中まで。半壊したままの状態で整備され観光スポットになっている。チケットには音声ガイド(日本語あり)が付いているのでお借りする。説明を聞かないと「ただの壊れた橋」(ただし橋からの景色は絶景)という印象しか残らなかったかも(笑)次に「アヴィニョン教皇庁」(Palais des Papes)。さすがに国外国内から観光客が多い。

それにしても日差しの強いこと!真っ青な空からは容赦なく紫外線が降り注ぐ。あまり欲張らず、暑い時間はホテルでのんびり。奮発してよいホテルにしてよかった。クラシックなホテル。こういう昔ながらのホテルもたまにはいいものです。何より前庭に大きな大きな木があって気持ちよい木陰を作っている。その木陰にはテーブルが並びいつでも冷たいものを(もちろんお酒ね・笑)飲めるのです。

涼しくなってから再度ぶらぶら。時計広場の一角、ワインがずらりと並ぶお店で軽く食べて飲む。メニューにはお料理とそれにベストマッチのワインを表示。せっかくなので、メニューに従って選んでみた。ここには日本の若い女性がワーキングホリデーを利用して働いていた。期間中あちこちフランス国内を旅したいとおっしゃる。うんうん、旅はいいよね。人を成長させてくれるもの。

さて明日はまたどんな出会いがあるだろうか。