昆虫も不眠症(2019.08.20 Tue.)

蝉時雨というと風情があるが、大音量でサラウンド、いやはやすごい。しかしセミも鳴かない世の中じゃね、と鷹揚に構えていたらなんと夜にも鳴き出した。ヒグラシは夜の開けない前から鳴き出すし、アブラゼミは夜が更けても鳴いている。これにクマゼミも加わったらどうなることやら!台風一過、18日の夜には虫の音も聞こえてきて選手交代だと思われたけど、さにあらず。優雅に虫が音楽を奏でた後、不眠症のセミのお出ましときた。夜間も気温が下がらず夜を昼と違えているのか。なんだか不気味な変化である。地球は大丈夫だろうか。変化といえば、昨年まではおそらくカメムシの被害で、柿の実が小さな内にぼたぼたと落果してしまい、色づくまで残っているのは数個という状況が続いていた。それが今年はたわわに実っている!喜んだのも束の間、カメムシが少なかったせいか榎にイラガが大量発生。毎日イラガと戦う日々(涙)写真はそんな私の力強い助っ人くん。昨年は榎に近い庇に、アシナガバチの巣もあったから、それも功を奏していたのかも。もうひとつ今年は名前も口にできない「あの方」(イニシャルG)も例年よりも多くお出まし。そういえばムカデをほとんど見かけなかった。だからか!と合点。あちらを立てればこちらが立たず(苦笑)

ちなみに東京で主役を張っていたミンミンゼミは、この辺りでは夏の終わりにちょこっと登場するだけ。ところ変われば虫もかわる。