なんちゃってザワークラウト(2020.08.30 Sun.)

梅干しを作って出る梅酢。とてもいい香りで、取っておくのだけれど今ひとつ使い道に困っていた。即席のお漬物や、お塩がわりにサラダなどに使ったり。でも昔ながらの塩分濃度(18%)で梅干しを作っているのでそのままではかなりしょっぱい。そうだ!ザワークラウト!!キャベツとお塩のみで作られる発酵食品。千切りにしたキャベツを塩もみし、乳酸発酵させるお漬物。これにヒントを得て、キャベツを梅酢につけることに。うまく発酵してくれたらピクルスじゃなくてお漬物になる。まず梅酢を水で希釈する。野生の感で3倍に薄めてみた。ざくざく切ったキャベツをぎゅぎゅっと瓶に入れ、希釈した梅酢液を注ぐ。キャベツが溶液から飛び出さないように、さらにぎゅぎゅっと押し込む。涼しい場所に置き、ときどき天地をひっくりかえして混ぜ合わせる。二日目にはちゃんとぶくぶくし始めました。そうしたら冷蔵庫の野菜庫へ。低温でスロー発酵させれば悪くならずに美味しくなる。これは林檎の酵母造りで得たスキル。写真のものは3回目の「なんちゃってザワークラウト」。ほのかな梅の香りに発酵の酸味も加わり上々の出来。すっかり我が家の定番となる。