白生地を学ぶ(2020.11.07 Sat.)

友人と連れ立って“【 第一回 京友禅のお話会 荷葉日 】「白生地のできるまで」糸繰体験付き”(株式会社月虹舎主催)というお話会へ。場所は山科伯爵邸 源鳳院。友人とは会場で待ち合わせ。運良く出かける頃には雨もあがり徒歩で向かう。雨に洗われた照り葉を眺めながらてくてくと。お話会では、今まで「白生地」と一括りに考えていた、白生地に対する考えが大いに改まる。元々、紬や木綿が好きで、柔らかものが少々苦手ということもあり、白生地にお近づきになる機会も多くなく。でも教えてくださった方の丁寧なご説明や素晴らしい資料も大いに助けになり、理解が深まると共に、愛も芽生えて。後半はパーソナルカラー診断に基づいて、似合う白生地のご提案も。

白生地と言えば、数年前に京丹後の小林染工房さんの染めに恋をして、作っていただこう!と盛り上がり、そのための反物を買い求めた。何度かやりとりを重ねながら今一つ自分の中でイメージが成熟せず、プロジェクトは暗礁に乗り上げそのままに。今こそ、リスタートか?今日のご縁がプロジェクト完成に向かうキーとなるのか!?乞うご期待(笑)

●覚書:絹糸は拠りをかければかけるほど艶が少なくなる(マットになる)。着物一反表地だけでお蚕さんが約3,000粒(りゅう)必要