美味なるもの(2020.12.30 Wed.)

昨日はご近所では入手できないものをショッピング@デパート。例年の年末とはずいぶんと様相が異なる。そして今日は大掃除第二弾。外玄関や窓などはクリスマス前の暖かい日にやぎと手分けして済ませた。今日は中。普段手の届かないところにもハタキをかけて障子の桟も拭きあげてゆく。もくもくと掃除をしていると心に懸かることを忘れることができる。頭が空っぽになる時間。雲水の気持ちになってひたすら勤める。疲れて来たら姉御(中島みゆき)の曲をかけて乗り切る。がんばったけれど、仕事部屋と納戸のように使っている部屋は積み残し。こちらは旧暦に頑張ろう(笑)

さて、今年もいよいよ残り少なくなった。コロナ騒ぎであっという間に過ぎ去ったようにも思うし、のほほんと迎えた今年のお正月がずいぶん前のことのようにも感じられる。巷の騒ぎに加えて個人的には歯の問題が長引いていて時折心に重くのしかかる。来年は双方に、収束へのはっきりしたロードマップを描けるように。切なる願いである。

そんな心が騒つくことの多かった一年でも、ありがたいご縁や得難い出会いもあった。写真はこの秋に遭遇した美味。ひとつは林檎の糠味噌。逗留先で口にしてとても美味しかったので我が家でも真似して作っている。もうひとつは花豆。豆類は一晩水に浸けて戻さなくてはならず、お料理に計画性が求められ、ついつい敬遠してしまうけれど、やはり旅先で出たものが美味しかったので自分でも作ろうと買い求めた。お正月にいただこうと思い腰を上げる。