半夏生(2021.07.02 Fri.)

写真は2015年6月25日に撮影した「ハンゲショウ」@両足院。そして今日7月2日は夏至から数えて11日目の半夏生。あるいはその日から七夕頃までの5日間を半夏生という説明も。これは「半夏(カラスビシャクの異名)の生える頃の意」で雑節の一つだそうです。こちら関西では半夏生にタコを食べるという風習があるそうですが、なぜタコ!? 検索してみたたころ“田植えは半夏生までに終わらせることになっており、田に植えた苗が、タコの足のようにしっかりと根付くようにとの願いを込めてタコを食すようになった”らしい。

それにしても気がかりなニュースがカナダから。BC州で熱波が続き、6月29日に49.5度を記録したリトンという場所では山火事も発生して町が壊滅状態だそうだ。熱波で亡くなる方もかなり出ている様子で、本当に心配になる。ホームステイ先ではそこまでの気温ではないものの、聞くところによると40°-41°を連日記録したとか。なんとか凌いでいるようなので一安心ですが、感染症のパンデミックも収まっていないところに、さらに信じられないようなことが起きて、先日読んだ「35億人を襲う熱波、2070年までに居住不可能に」(CNN.co.jp)というニュースの信憑性が自分の中でぐんぐん高まる。そうならないように、知恵を出し合い同じ方向を向いて努力せねば。ホモ・サピエンス「知恵ある人」という名に恥じぬよう!