周回遅れか(2021.08.16 Mon.)

青空、来た!昨日は久しぶりの晴れ

JITRAメールマガジン【イタリアへ行こう】Vol.904」がイタリアの現状を知らせてくれました。8月6日から導入された「グリーンパス」そして今回のオリンピックについて。「グリーンパス」は本物かどうか見分けるアプリがあり、それで真贋をチェック。加えて警察官などの抜き打ちチェック。当初は、利用者が身分証明書も提示し施設側がグリーンパスの本人かどうか確認する必要あり、と報道され大議論に。結局プライバシーの観点および施設側の手間や責任が過剰という理由で「原則しなくてよい」ことになったとか。

オリンピック、イタリアの獲得メダルは、金メダル10個,銀10個 銅20個 合計40個、歴代オリンピック史上で最高の数に。開催前からコロナ禍での開催の難しさや、開催に対する日本国民の反対や不信感などの高まりなど、多々報道され行く末が注目を集めていたとのこと。開催中は、7時間の時差にもかかわらず大いに盛り上がり、コロナ禍で大きな犠牲を払ったイタリアの人々に大きな感動とパワーを与えてくれる結果になったことなど、綴られていました。多くの問題や困難がありながらの開催だったことは誰もが認めるところ。それと同時にイタリアでは、これほど大きくポジティブなオリンピック効果がもたらされたことを知ってもらいたいと編集長。このような声が届き、とても嬉しく思います。

イタリアの今の様子を知るにつけ、「肩を並べていた仲良しが、ふと気づくとずっと前を歩いている」というような気持ちになる。もちろんそれには最初の波に大きな大きな犠牲があった上での気付きだったりシステム構築だったり、ということかもしれませんが「やろうと思えばできる」「やるときはやる」というイタリアが、今はとてもまぶしい。翻って我が国はどうだ…