芸術は続く(2021.11.01 Mon.)

Photos by iPhone 13 Pro

10月30日(日)はくろ谷さんで花結い師TAKAYAさんのパフォーマンスへ。歌舞伎附け打ち師の山﨑徹さんとのコラボということで、歌舞伎好きの友人から「ご近所なので」とご案内をもらい伺った次第。刻一刻と表情を変える空と鼓動のように響く山﨑徹さんの附け打ち。いつしか“マネキン”に命が吹き込まれるような感覚。翌日の31日は同じ表千家流を習っている友人と「畠山記念館の名品」を京都国立博物館へ観に行く。“本展覧会は、施設改築工事のため休館している畠山記念館の「與衆愛玩」という即翁の理想を分かち合うために、関西の地において初めて200件をこえるコレクションを紹介する展覧会”(京博サイトより抜粋)とのこと。東京時代はあまり茶の湯には熱心ではなかった私にとって、とても有難い展示でしたが、展示品にもう少し詳しい説明があればさらにありがたかったのに。その後、有斐斎弘道館へも足を伸ばす。『京菓子展「手のひらの自然ー徒然草」2021 展覧会』へ。どの作品も素晴らしい! あちこちに掛けてあるお軸もすばらしい。お呈茶に出てくるお茶碗もそれぞれにストーリーがあって楽しい。お菓子は「唐瓶子(からへいじ)寺田庄吾作」をチョイス。美味しゅうございました。そして本日1日はお茶のお稽古を済ませてから、両足院へ向かう。特別展「杉本博司:日々是荒日」へ。まさに表裏一体の襖、そしてお軸を堪能。

次の波までに眼の保養、心に水やりと思い予定を入れていたら、カレンダーが随分と賑やかに。このままずっと賑やかなままになって欲しいけれど、波の到来も心の片隅に。