バラとイタリア(2022.05.14 Sat.)

月一勉強会で大阪へ。まずは新装なった藤田美術館に。かっこいい建物。中に入るとチケット売り場が見当たらない。スタッフがこちらでと声をかけてくださる。手に持ったスマートフォンで決済ができる仕組みのようだ。「当館は紙の使用を削減するために電子マネーでの決済をお願いしております」とのこと、願ったりとiPhoneを出す。しかしスタッフのアプリが起動せず(おいおい)「すみません。館内のWi-Fiが不安定で」とスタッフ(おいおいおい)待てど暮らせど起動せず、結局「現金でお願いします」ですってよ。レシートは出るのかしら?と尋ねたら「手書きの領収証になります」だって(苦笑)今後、コンセプトに見合った運営になるよう大いに期待します!(紙の“チケット”がないので、キャッシュで入場すると手書き領収証を発行してもらわないと、入場を証明するものが何もないということになるのだ。これはちょっと困ります。)

時間もあるので、徒歩で勉強会会場まで。途中持参したお弁当を広げる。お腹を満たし、学びタイム。前回までが非常に長い消息だったせいか、今回のものは分かりやすく感じる(嬉)前回まで終わるとヘトヘトでしたが、今回はヘト程度(笑)バラが見事に咲き誇る運河沿いをまたもゆるゆる歩き肥後橋方面へ。今日は久しぶりにマルケ料理店へ。その前に、これも恒例だったバールへお寄りする。前に伺ったのはBC(before corona)何年だったか。思い出せないくらい遠い昔の様にも思う。でも足を踏み入れてみたら、ご無沙汰していた時間は咄嗟に霧散。変わらず楽しい時間が流れるのみ。ひとしきりお喋りと食前酒、カッフェを楽しんでチチェルキア。こちらも一歩踏み入れた途端に時間が巻き戻ったかの様。いつもの店内。いつもの時間。ほどなくしてやって来たやぎとさくさくと愉しく飲んで食べて、〆のカッフェはまた斜め向かいに戻ってと愉快なルーティーン。美味しいカッフェを飲み、空いたカップにそれぞれ好みのお酒をちょこっと入れてもらい、ご機嫌で帰路につく。戻りつつある日常がありがたい。後は「マスク」とおさらばできれば!マスクは花粉症シーズン限定のおつきあいで。