お稽古会「茶筅飾りの巻」(2014.06.22 Sun.)

「柳と燕」逆さまでした(^^;

立春大吉にご縁があった李朝堅手茶碗を使って茶筅飾り。そしてお裏さんの友人による葉蓋の御薄。葉蓋は水指の蓋の替わりに木の葉を使うもので、十一世家元玄々斎の創案によるとのこと。表にはないお点前。本日は梶の葉を仕様。梶の葉は、近くの空き地から。

お菓子は同門の友人が注文してくれたとま屋さんの薯蕷饅頭。おどろきの美味しさ。お干菓子はその友人のお仲間のお手作り。みごと!

以下使用したお道具など覚書。

●掛物 色紙 円相無一物 酒井雄哉大阿闍梨筆 
 *北嶺大行満 飯室渓總一雄哉 と書名あり 2006年8月28日、お茶花の先生たちとお尋ねして直接書いていただいた色紙
●花入 手付籠(掛花)
●花 カワラナデシコ ツリガネテッセン キキョウ シマアシ スカシユリ 
 *嶋葦以外はKさんのおもたせ。前日の茶花お稽古より
●釜 富士釜
●風炉 鉄風炉
 *父から譲り受けたお道具。季節に合うかどうかより「持っているものを使う」というスタンスで
●風炉先 唐松裂
●茶入 伊賀肩付
●仕覆 日野間道(?)
●茶杓 表千家 惺斎好 五つ節茶杓 大徳寺 高桐院 松長剛山和尚書付 銘「不老」 宗泰作
 *本歌は大正14年に削られ7本できている。いずれも筒が割筒になっており、花押は横書きされている。オット叔母からのいただきもの。
●薄茶器 
●水指 伊賀へら目 坪島土平作
●建水 モール袋形 銅鎚目
●茶盌 李朝堅手
 *お茶碗仕覆(ヨーロッパ更紗)は友人作。あらためて感謝です!
・替 唐津粉引 中里隆作
・替 青磁象嵌 志村睦彦作
●濃茶 清昔 柳桜園詰
●薄茶   〃
●主菓子 薯蕷饅頭 とま屋製
●器 手付四方鉢 Ikeda Yuko作
●干菓子 琥珀糖 
 *Fさん友人お手作り
●器 木地四方盆 川合優作