カボチャには雌花雄花 (2014.08.26 Tue.)

お友達の畑のカボチャ。花盛りで、うわぁこれだけ実ったらすごい!と勝手に喜んでおりましたところ、カボチャの花には雌雄があって雄花だけ咲いても実にならないということが判明。昨日の見事な花は雄花でした。

普段口にしている野菜がどうやって実るのかも知らずに生きてきた。これをいい機会に再び“大人の夏休み自由研究”とばかりちょっぴり勉強してみました。こちらのブログが大いに参考に。ありがとうございました!

野菜は大きく三つに分けられるそうだ。

1)葉、茎ができたらそれを食べてしまうもの。ほうれん草など。
2)一度実って食べたらおしまい。トウモロコシなど。
3)次から次に実る野菜。トマトやキュウリなど。

で、三番目の次から次に実る野菜の代表格が、トマトやナスなどのナス科とキュウリやカボチャなどのウリ科。それとマメ科らしい。

ナス科とマメ科は、両生花で一つの花の中に雄しべと雌しべがあって、一つの花の中で受粉して実が生る。
ウリ科は、雄花と雌花があって、雄花の花粉を受粉して、雌花が実る。

あと、両生花なのに自家受粉が出来ないアブラナ科みたいな植物もあるそうだ。これは「自家不和合性」と呼ばれるようです。その「自家不和合性」を研究している機関はいくつかあるようで、その内のひとつはこちら「東北大学大学院生命科学研究科 植物生殖遺伝分野」。確かに神秘的で気になるサブジェクトです。

つまりお友達の畑のカボチャ。花がたくさん咲いているだけではダメなのね。雌花も存在して尚且つ受粉しなくてはいけないのか。しかも雌花雄花の開花時間が微妙に違うらしく受粉のハードルが高いらしい。畑にはミツバチも飛んでいるけれど、自然受粉だけでは難しいのでしょうか。そう言えば前に庭にたわむれに蒔いたゴーヤ。花が咲いて喜びましたが、雄花だけしか咲かず、実はならなかったのでした。オモイダシマシタ。

今朝調べたところ、雌花もたくさん確認できたので、結実する可能性はあるようです。どきどき!わくわく!!

追記:発見!