● バグは友達(2)2002年11月29日

  このコラムは、MOSAの会員にのみ配布されているデベロッパー向けの
  デジタルマガジンMOSADeNのに掲載された記事です。ほぼ一ヶ月遅れで
  ここに掲載されて行きます

〜 システム周りのバグを発見した場合 〜


バグ報告の対象となるシステムモジュールは、すでに製品として発表されているバージョンでも、まだ開発途中(Seeding最中)のバージョンでもかまいません。バグレポートを受け付けているApple社の窓口は全世界共通の以下のウェブサイトです。バグレポートを報告するには、まずADC(Apple Developer Connection)に加入する必要があります。対象となるADCメンバーには、無料で参加できるOnlineメンバーも含まれています。

http://developer.apple.com/bugreporter/

また、Apple社がADCメンバーにMac OS Xやシステムモジュール(QuickTimeなど)のα版やβ版を提供している場合には、たいがいそれに特化した期間限定バグレポートを受け付けています。その場合には、それぞれのRed meドキュメントに「バグレポートタイトルを***と記して送ってくれ」と記載されていますので、それを見逃さないようにします。とにかく一旦製品として世にでてしまうと、システム周りのバグが開発者に及ぼす悪影響は絶大ですので、α版やβ版のレベルでバグを発見してApple社に報告しておくことが肝要です。まあ、そうしたからといって製品版でそのバグが取り除かれているという保証はまったく無いのが悲しい現実なのですが...(涙)。

バグレポートの内容はすべて英語で記述しなければいけません。MOSAはアップルに対して、「日本語で記述可能にしてほしい」という要望を提出していますが、残念ながら改善の兆しは無いようです。母国語で気軽にバグレポートが書けるということは、システムをより安定化したいというApple 社の目的にも貢献すると思うのですがねぇ?ウェブシステムの仕組み上難しいのか?予算の問題なのか?後述するMac OS Xフィードバックは日本語で行えているわけですから、こちらも何とかして欲しいものです。

一般ユーザがMac OS Xやiアプリでバグらしき現象に遭遇したらどうしたら良いのでしょうか?まずはアップル社のMac OS Xフィードバックサイトにその現象を報告されることをお勧めします。こちらは日本語で現象の詳細を記述できるので、いつでも気軽に報告が行えます。内容は英訳されてUS本社へ報告されるでしょうから(多分)、同種のバグ情報が多数よせられれば、それが解決されるまでの時間も短縮されると予想されます。

http://survey.apple.co.jp/macosx/

次回は、bugreporterサイトの使い方や、バグレポートの記述の仕方などについて紹介したいと思います。

つづく

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