【開発環境】
この原稿を書いている時点では、まだサンフランシスコ Expo(1/10から)は開催されていません。毎年Apple社の新製品の発表はこのExpoから始まるのですが、今年はその前に新型Xserve G5やXsanが発表されました。「それほどJobsが基調講演で発表する新製品が多いのか?」と、勘ぐってしまうわけですが(笑)、確かにMacintosh関連のWebサイトに上がる「新製品の噂」は例年になく多いようです。その中で一番注目されているのが、モニターが外付け可能な(Headless)iMac(eMac?)が登場すると言う噂です。Apple社は、過去にもそうしたタイプのデスクトップマシンとして「PowerMac G4 Cube」を発表したことがありました。しかし、価格や電源スイッチの不調、本体の傷(ではなかったのだが...)の問題で出鼻をくじかれ、ヒットさせることができませんでした。
しかし、今回はiPodを購入した大量のWindowsマシンユーザが存在しますので、もし彼らがMacintoshに興味を持っているとすれば、Headless iMacを普及させるチャンスはCubeの時代より大きいでしょう。ほとんどのWindowsユーザはモニターを所有しているわけですから、Macintoshへの切り替えコストはモニターの価格分だけ低くて済むわけです。つまり、現状のiMacを購入するより割安に感じるわけですね。また、教育やビジネス分野へ売り込む場合でも、既存モニターの再利用やApple製ではない低価格モニター(Appleも発表するのかも?)の選択が可能となりますので、本体価格が低ければ($499という噂あり)販売戦略も立てやすいと思われます。
さて、この噂は本当になっているでしょうか?もし噂通りの値段でHeadless iMacが登場したとすれば、複数台導入してXgridを用いた分散コンピューティングを含め、様々な目的のサーバ&クライアント実験に活用してみたいと考えています(笑)。
【テクニカルドキュメント】
前回から1月7日の期間中、Apple社のDocumentationサイトには新規ドキュメントがひとつも登録されませんでしたが、その代わりに、デベロッパ向けの解説が3つ登録されています。「 Developing 64-bit Applications」は、Mac OS X 10.4(Tiger)から開発可能となる64Bitアドレッシング・アプリケーションについての解説です。しかし、GUIを使い大容量データ(4G byte以上)を直接操作するようなアプリケーションの開発は、もう少し待たなければいけないようです(残念)。
「OpenAL for Mac OS X FAQ」
http://developer.apple.com/audio/openal.html
「Delicious Library Takes Advantage of Cocoa Bindings」(読み物)
http://developer.apple.com/business/macmarket/deliciouslibrary.html
「Tiger Developer Overview Series: Developing 64-bit Applications」(読み物)
http://developer.apple.com/macosx/tiger/64bit.html
前回から1月7日の期間中、新規のテクニカルノートとテクニカルQ&Aはひとつも登録されませんでした。担当メンバーはクリスマス休暇中だと思われます(笑)。
http://developer.apple.com/technicalnotes/index-rev-date.html
http://developer.apple.com/technicalqas/index-rev-date.html
【サンプルソースコード】
前回から1月7日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには、新しいサンプルソースコードが2つ登録されました。Finderのカスタムアイコンの取り扱いについて勉強したい方は「SetCustomIcon」を参照してください。
「SetCustomIcon」(Icon関連)
「Audio Unit Effect Templates」(Core Audio関連)
http://developer.apple.com/samplecode/index-rev-date.html
【デベロップメント SDK】
前回から1月7日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKがひとつだけ登録されました。Mac OS X 10.3.7の発表に合わせた「Kernel Debug Kit」の最新バージョンです。
「Kernel Debug Kit 10.3.7」
http://developer.apple.com/sdk/
また、同時にMac OS X 10.3.7に対応した「Darwin 7.7 Source Code」の配布も開始されています。それから、CHUDの最新バージョン4.0.2が登録されました。すでにCHUDを利用されている方は、CHUD Updaterが知らせてくれるでしょう。
http://www.opensource.apple.com/darwinsource/10.3.7/
「CHUD(Computer Hardware Understanding Development Tools )4.0.2」
http://developer.apple.com/tools/performance/
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