● 実験器具は自分で探せ!(72)2005年6/25~7/8分

  このニュースは、MOSAの会員にのみ配布されているデベロッパー向けの
  デジタルマガジンMOSADeNのに掲載された記事です。ほぼ一ヶ月遅れで
  ここに掲載されて行きます

【開発環境】

開発してきた自作アプリケーションをx86コードへ移行させる準備として「Universal Binary Programming Guidelines」をざっと読んでみました。しかし、ドキュメントの最後に、PowerPlant用"PPob "リソースのFlipper(エンディアン反転ルーチン)のサンプルソースコードが載っているのには笑ってしまいましたが...。筆者は、開発環境としてMetrowerks CodeWarriorを使い、Carbon+NibファイルでMach-Oアプリケーションを開発しています。PowerPlant等の特別なフレームワークには依存していませんので、プロジェクトをXcodeへ移行するのは簡単です(ほんの数十分)。基本的にはエンディアンとAltiVecの問題だけをクリアすれば、トランジションはそこそこ達成できそうです。ついでに、CodeWarriorがMach-OのX86コードに対応してくれるようになれば、もっと楽なんですけどね(笑)。

それから、今更という感じもありますが(笑)、IBMから新しいPowerPC 970プロセッサが発表されました。以前、このニュースでも開発の噂を取り上げたデュアルコアバージョンの「PowerPC 970MP」と、低電圧版の「PowerPC 970FX」です。Intel CPUへの移行までにはまだ随分と時間がありますので、この両プロセッサを搭載したMacintoshが登場するのは間違いないと思われます。しかし、970MPの方は2.5GHzまでしかクロックが上がっていないので、現行マシン(2.7GHz)との差別化を考えると、このCPUをDualで搭載(4 Core)したPowerMacが登場する可能性が高いかもしれません?一番の注目は、低電圧版の970FXを搭載したPowerBook G5が登場するかという点ですが...う〜ん、今となっては何とも言い難いところです(笑)。


【テクニカルドキュメント】

前回から7月8日の期間中、Apple社のDocumentationサイトには大量のドキュメントが登録されました。また、デベロッパー向けの読み物がひとつだけ登録されています。ただし、登録されたドキュメントのほとんどが、マイナーな変更(Minor Change)のみです。今回は、その中で「Content Update」と「First Viersion」と併記されているドキュメントのみをピックアップしてみました。ただし、初版(First Viersion)のドキュメントとは「Core Endian Reference」のみです。ソースコードをx86への移行させる時に利用するエンディアン反転用のAPIリファレンスです。TIFFやExifファイルの読み込みなどの用途にも利用できるでしょう。

「Cocoa Bindings Programming Topics」(内容更新)
「Cocoa Tutorial for Java Programmers」(内容更新)(PDFあり)
「Cocoa-Java Integration Guide」(内容更新)
「Core Endian Reference」(初版)(PDFあり)
「Multiprocessing Services Programming Guide」(内容更新)(PDFあり)
「Quartz 2D Reference」(内容更新)
「QuickTime API Reference」(内容更新)
「QuickTime Overview」(内容更新)(PDFあり)
「Sync Services Tutorial」(内容更新)
「Text Services Manager Reference」(内容更新)(PDFあり)
「Transferring Data With URL Access Manager」(内容更新)(PDFあり)
「URL Access Manager Reference」(内容更新)(PDFあり)

http://developer.apple.com/documentation/index-rev-date.html

「Ready for the Future: Chronos Switches to Cocoa」(読み物)

http://developer.apple.com/business/macmarket/chronos.html


前回から7月8日の期間中、テクニカルノートはひとつだけ登録されました。また、新規テクニカルQ&Aの方は3つ登録されています。TN2144とQA1394については前号の木下さんの記事を参照してみてください。

TN2144「Detecting low printer ink levels」

http://developer.apple.com/technicalnotes/index-rev-date.html

QA1438「Using the QuickTime DVCompressor properties」
QA1429「Deprecated CALL_ON_[UN]LOAD pragmas」
QA1394「Using NSSound with CoreAudio on Mac OS 10.3.x」

http://developer.apple.com/technicalqas/index-rev-date.html


【サンプルソースコード】

前回から7月8日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには、新しいサンプルソースコードが4つ登録されました。詳しい内容については前号の木下さんの記事を参照してみてください。

「AlbumToSlideshow」(CFXML&NSXML関連)
「QTAudioExtractionPanel」(QuickTime関連)
「ScriptingDefinitions」(AppleScript関連)
「TextTrack」(AppleScript関連)

http://developer.apple.com/samplecode/index-rev-date.html


【デベロップメント SDK】

前回から7月8日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKが3つ登録されました。
ひょっとして、かなり以前に登録されていたかもしれませんが、申し訳ない!気づいていませんでした(笑)。「FireWire SDK 20 for Mac OS X」と「Image Capture SDK for Mac OS X v10.4」は、Mac OS X 10.4(Tiger)に対応したバージョンです。

「QuickTime 7.01 SDK 」
「FireWire SDK 20 for Mac OS X」
「Image Capture SDK for Mac OS X v10.4」

http://developer.apple.com/sdk/


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