【開発環境】
使い始めてかなり時間が経つと言うのに、Xcodeのテキストエディタでソースコードを編集していると、今でも大変ストレスがたまります(涙)。テキストファイルのオープンが遅いとか、Framework APIの文字色が変えられないなどの機能的な不備も多いのですが、バグなのか仕様なのか、とにかくソースコードを編集しているとイライラする事に数多く出くわします。
複数ファイルの検索と置換がうまくいかないケースが多々あります。検索位置がズレルのです。ソース内に日本語コメントを入れているからという噂もありますが、1ファイル内の検索と置換では問題が出ません。また、失敗したファイルを一度ファイル保存してやるとケロッと直るので、バグのような気もします?
数値をダブルクリックすると、カンマを挟んだ隣の数値まで選択してしまいます。これは、カンマを金額の3桁区切りと判断しているのが原因だと聞いたのですが、ソースコードエディタにそんな機能必要ないですよね(笑)。引数や配列の羅列でカンマの左右にスペースを入れない作法の私としては、まことに情け無い仕様です。
ソースコードの一部をカットする場合、行のセレクションの仕方により、前行のCR(キャリジリーターン)までカットしてしまう場合があります。これも、ソースコードの編集では余計なお世話です。複数行をマウスで選択してカットする場合には、前行のCRが消えてしまうと、後方の行が連続して表示されてしまい(インデントが消える)再度CRを入れなくてはいけなくなります。また、カット部分の先頭にCRが入っていると、ペースト後にも余分な編集が必要となります。
まだまだ色々とあるのですが...Metrowerks CodeWarriorのテキストエディタを利用している時は、こんなにもストレスは溜まりませんでした。Apple社の技術者は平気で使っているのかな?それとも、さっさとエディタ部を差し替えているのかな?Xcode 3.0ではいくらかマシになっているのを祈りましょう。もしくは、上記問題の解決方法をご存じの方は、ぜひお教えくださいませ(エディタを代えるという手段以外で...)。
【テクニカルドキュメント】
回から12月1日の期間中、Apple社のGuidesサイトとReferenceのサイトには新規登録はありませんでした。そのかわり、デベロッパ向けの読み物がひとつ登録されています。CoreGraphicsに含まれるImageIO Framworkの各ルーチンとそのサンプルソースコードが解説されています。今まで色々な画像ファイルフォーマット(JPEGやTIFFなど)をオープンする場合には、QuickTimeのImageCompression関連のルーチンを利用していたのですが、ImageIOルーチンを利用すると各社デジタルカメラのRAW画像フォーマットもオープンできるようです。ドキュメントには、Mac OS X 10.4.8でオープン可能な画像ファイルフォーマットの一覧も掲載されています。ただし、どの画像フォーマットが読み込めるかについては、Mac OS Xのバージョンに随分と依存するようなので注意が必要かもしれません。それにしても、テクニカルノートとして登録されても良さそうな内容ですね。
「Using the ImageIO Framework with Mac OS X 10.4 Tiger」(読み物)
http://developer.apple.com/graphicsimaging/workingwithimageio.html
前回から12月1日の期間中、新規テクニカルノートはひとつも登録されませんでしたが、新規テクニカルQ&Aの方は6つ登録されました。テクニカルQ&Aについては、前号で木下さんが解説されていますので、そちらも参照してみてください。
QA1496「Configuring the Recent Searches menu for NSSearchField」(初版)
QA1497「FSDeleteObject fails with fBsyErr, sometimes」(初版)
QA1500「Debugging a Web Kit Plug-in in Xcode」(初版)
QA1387「Integrating With The Connect to Server Dialog」(初版)
QA1499「Security Framework Error Codes」(初版)
QA1390「Standard Audio - The CodecSpecificSettings- Array and MagicCookie properties」(初版)
http://developer.apple.com/technicalqas/index-rev-date.html
【サンプルソースコード】
前回から12月1日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには、サンプルソースコードが3つ登録されました。
「SetMouseAcclSample」(HID&Cocoa関連)(初版)
「MovieAssembler」(FinalCutPro関連)(初版)
「tcplognke」(Network関連)
http://developer.apple.com/samplecode/index-rev-date.html
【デベロップメント SDK】
前回から12月1日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKがひとつも登録されませんでした。
http://developer.apple.com/sdk/
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