【開発環境】
英語版の発表から随分と待たされてしまいましたが、日本のMetrowerks社サイトに「CodeWarrior for Mac OS日本語版 8.3J アップデータ」が登録されました。容量は約33Mバイトです。主な修正点については、同サイトからダウンロードできる「日本語版リリースノート」を参照してください。なお、8.3Jアップデータを実行する前には、8.2Jへのアップデートが必要ですので注意しましょう。
http://www.metrowerks.co.jp/Support/TechInfo/Professional/Info_pro83_mac.html
現時点で英語版の8.4アップデータが登場するという噂はありません。しかし、Apple社は、Project BuilderとInterface Builderを含めた「Developer Tools」の開発に相当力を入れており、それに関わる人員も増やしているそうです。これらの出来具合は、iアプリケーションを初めとする自社製ソフトの開発に直接影響するわけですから、力を入れて当然と言えば当然なわけです(その割には情けない面もあるが...)。Macintoshのデベロッパーとしては、複数の開発環境メーカがしのぎを削り切磋琢磨してくれることは大歓迎なのですが、Metrowerks社も気を抜いていると自社製品のユーザを失う危険性もあるわけで、Apple社に負けずにがんばって欲しいと思います。「PowerPlant X」を待ち望む人も多いでしょうから(笑)。
【テクニカルドキュメント】
前回から1月31日の期間中、Apple社のDeveloperサイトには新しいPDFドキュメントはひとつも登録されませんでした。ひとつのテクニカルノートと5つのテクニカルQ&Aが登録されたのみです。Mac OS X 10.2に関する重要なドキュメントは出尽くした感じでしょうか?う〜ん、そうとは思えませんが(QuickTime 6.1はどうなった?)。この調子だと、5月のWWDCまで重要なドキュメントの登場はほとんどないかもしれません。
登録されたテクニカルノートは以下のひとつです。 AppleScriptとして実行できる「do shell script」コマンドのQ&A集となっています。きっと、Apple社宛に同じような質問が沢山届いているのでしょう(笑)。残念ながら、このテックニカルノートの日本語訳はまだありません。
TN2065「do shell script in AppleScript 」
http://developer.apple.com/technotes/indexes/whatsnew0.html
1月31日までに新規に5つのテクニカルQ&Aが登録されました。「Fixing the crash in the Picture Sharing code example」は、バグがフィックスされたと言う話ではなく、バグが存在するので注意しろと言う話です。次回にリリースされるDeveloper Toolsで直るそうですから、サンプルを利用されている方は注意してください。QA1221とQA1223に関しては、前号の新居さんの解説が参考になります。
QA1219「Adding menu separator items to controls in a Sherlock channel 」
QA1224「Fixing the crash in the Picture Sharing code example 」
QA1221「BOM characters in 'utxt' clipboard flavor」
QA1223「File Manager Text Encoding Hints 」
QA1232「 x11 Public Beta FAQ 」
http://developer.apple.com/qa/indexes/whatsnew0.html
【サンプルソースコード】
前回から1月31日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには11のサンプルソースコードが登録されました。「glut」は、Mac OS XのOpenGLで利用できるGLUT 3.7(OpenGL Utility Toolkit)ライブラリの全ソースコードとプロジェクトです。Project Builderを使いGLUT.frameworkを作成することができます。ただし、Mac OS X 10.2には、これを用いたGLUT.frameworkが標準で付属していますので、再度構築し実装する必要はありません。それから、1月31日時点「HIDoubleSlider」サンプルソースコードをダウンロードしようとすると「ファイルがない!」とはじかれます。サイト管理者が気づいて直るまで気長に待ちましょう(涙)。
「LocalServer」(Networking関連)
「Image Difference」 (Quartz 2D関連)
「HIDoubleSlider」(HIToolBox関連)
「Monochrome Image」(Cocoa関連)
「ResQuerySample」(Networking関連)
「PDFView」(Cocoa関連)
「FSCopyObject」(File関連)
「VertexPerformanceTest」(OpenGL関連)
「glut」(OpenGL関連)
「TypeServicesForUnicode」(Text関連)
「ColorSyncDevices」(Cocoa関連)
http://developer.apple.com/samplecode/
【デベロップメント SDK】
前回から1月31日の期間中、Apple社のDeveloperサイトに登録されたデベロップメント SDKは「Image Capture SDK 2.0」(改訂版)ひとつだけでした。前回の登録バージョンからの変更点は、SDK内のTools FolderにCameraCheckというツールが追加されことです。
「Image Capture SDK 2.0」
http://developer.apple.com/sdk/
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