【開発環境】
MOSA WWDC2003 報告会」が無事終了しました。参加された皆さん、大変ご苦労様でした。来年は、ぜひ一緒にWWDCに参加いたしましょう!アップル社による詳細な報告に加え、「プレビュー版の正規版への重ね書きは止めましょう!」とか「現状のXcodeをMacOS XのDeveloper Toolsに重ねがきするとヤバイ...」とか「WebKitを使ったアプリ構築のデモはApple社にしかできない」(?)とか、色々と実践的な情報交換ができて大変有意義な会になったと思います。今回の報告会では、参加者によりサンフランシスコ開催のメリットが強調されていたのですが、残念ながら来年もサンフランシスコで開かれるかどうかは未定のようです。ちなみに、Apple社は、Lynx, Cougar, Leopard, Tigerといった単語(誰の趣味なの?)の商標を取っているという噂があります。次のMac OS Xバージョン(Lynxか?Cougarか?)の開発が遅れ、WWDC開催予定の5月にプレビュー版が間に合わないとなると、またサンフランシスコで開催の可能性があるかもしれません。そうなることを期待いたしましょう(笑)。
【テクニカルドキュメント】
前回から7月25日の期間中、Apple社のDeveloperサイトに新規登録されたドキュメントはひとつだけでした。UNIXユーザにMac OS X 10.2を紹介するための簡単なPDFドキュメントです。ドキュメントは、新装開店したDeveloperサイトの「Hedlines」のリストからダウンロードできます。現在、「UNIX」という単語を、Apple社が利用できるかできないかでもめているという噂があります。さて結論はどうなるのでしょうか?
「Mac OS X for UNIX Users」(11ページPDF 812K)
http://developer.apple.com/ja/
また、Java関係として、「Server-Side Java with the Struts Framework on Mac OS X」というドキュメントがウェブサイト上で公開されています。
「Server-Side Java with the Struts Framework on Mac OS X」(HTML)
http://developer.apple.com/internet/java/struts.html
7月25日までに、新規テクニカルノートはひとつも登録されませんでしたが、テクニカルQ&Aの方は7つ登録されました。再登録の「Sequence Grabber Source, Video, and Channel Bounds 」を以前の内容と比較してみたところ、どこが違うのかさっぱり分かりませんでした?更新された個所がちゃんと明記されていると嬉しいですね。「The Data Browser GetDataBrowserUserState API」には、GetDataBrowserUserState()のバグと、それの回避方法を示したソースコードが掲載されています。
QA1270 The Data Browser GetDataBrowserUserState API
QA1276 CGImageRef contents are immutable
QA1250 Sequence Grabber Source, Video, and Channel Bounds
QA1085 Tioga PostScript Printing Plugins in Mac OS X 10.2
QA1265 Sharing Browser Cookies With Java Applets (日本訳あり)
QA1085 Tioga PostScript Printing Plugins in Mac OS X 10.2
QTMCC19 Image Decompressor Data-loading Procs
http://developer.apple.com/qa/indexes/whatsnew0.html
【サンプルソースコード】
前回から7月25日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには9つのサンプルソースコードが登録されました。Cocoa関連では、円弧、アンチエイリアス、シェーディングなど2D描画に関するサンプルが3つ登録されています。「UIElementInspector」は、Mac OS X 10.2で追加された、新しいアクセスビリティ関連のAPIをデモするためのサンプルです。「BasicPlugin」「FSCopyObject」「SimpleVideoOut」の3つは再登録ですが、すべて機能がバージョンアップされていますので、以前参考にされていた方は再度内容を確認してみてください。「glGrab」は、OpenGLのAPIを利用してスクリーンキャプチャを実行するサンプルアプリケーションです。前号の「Carbon API 徒然草」で筆者が解説した「OpenGLで描画した画像を抽出する」の応用編となりますので、併せて参照していただくと理解しやすいと思います。
「UIElementInspector」(OS Utilities関連)
「Cocoa CG shading demo」(Cocoa 2D関連)
「DeviceListener」(DiscRecording関連)
「Cocoa CG aliasing demo」(Cocoa 2D関連)
「BasicPlugin」(CoreFoundation関連)
「Cocoa CG arc demo」(Cocoa 2D関連)
「FSCopyObject」(Files関連)
「SimpleVideoOut」(QuickTime関連)
「glGrab」(OpenGL関連)
http://developer.apple.com/samplecode/
【デベロップメント SDK】
今回、Apple社のDeveloperサイトには新規SDKは登録されませんでした。
http://developer.apple.com/sdk/
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