【開発環境】
WWDC2004のJobsによる基調講演の「目玉」は、Mac OS Xの次期バージョンである「Tiger」(Mac OS X 10.4)だということがApple社から発表されました。結局、次期OSのコードネームは噂通りだったようです(次はどうするのだという疑問も湧くが...)。前回のWWDCではPantherのプレビュー版が参加者全員に配布されたのですが、今回も同様にTigerのプレビュー版が配布されるのかどうかは定かではありません。しかし、大きな「柱」の出現により、WWDCに参加する者としては「現場でやらなきゃいけない仕事」がかなり増えてしまったことは間違いないようです(笑)。
はたしてTigerは64bit OSとして登場するのでしょうか?x86エミュレーション環境をバンドルするという噂は当たっているのでしょうか?色々と興味はつきませんが、どうも現状のスケジュールでTBA(To be announced ...内容未定)と記されているセッションが多いのは、そこにTigerに関する技術セッションを挿入するためのようです。ということは、TBAの数からして随分と多くの新機能がお披露目される可能性ありそうですね。Tigerの派手なデビューを期待致しましょう!
http://www.apple.com/pr/library/2004/may/04wwdc.html
【テクニカルドキュメント】
前回から5月14日の期間中、Apple社のDocumentationサイトにはドキュメントが15登録されました。「Carbon Result Code Alphabetic Index 」や「Carbon Result Code Numeric Index 」の登録は、Carbonプログラマの筆者としてはありがたいところです。ついでに、「All API Alphabetic Index」も出したらどうかと思うのですが...執筆途中でどんどん新しいAPIが増えていくのであまり意味が無いかもしれません(笑)。それより、Mac OS XやQuickTimeの新版が登場した時点で、そこで追加されたすべてのAPIと、その内容を一覧にまとめたドキュメントを出してくれないでしょうか?知らない間に「秘密のAPI」が登場していて「今まで苦労して実現していた問題が簡単に解決できるようになっている」という経験を何度もした筆者としては、「New Face API」ドキュメントシリーズの開始を切望したいと思います。
「Carbon Result Code Alphabetic Index 」
「Carbon Result Code Numeric Index 」
「ColorSync Manager Reference」 (PDFあり)
「Security Overview 」(PDFあり)
「Accessing Hardware From Applications 」(PDFあり)
「Adding Search to Your Application (Preliminary) 」(PDFあり)
「Core Foundation Reference 」
「Developing Cocoa Applications Using Bindings: A Tutorial」(PDFあり)
「I/O Kit Fundamentals 」 (PDFあり)
「Kernel Extension Concepts 」
「Network Kernel Extensions 」(PDFあり)
「System Configuration Programming Guidelines 」(PDFあり)
「Xcode Build System」
「Address Book 」
「Cocoa Bindings」
http://developer.apple.com/documentation/index-rev-date.html
また、デベロッパ向けの読み物として以下の2つの解説が登録されています。
「Dynamic HTML and XML: The XMLHttpRequest Object」(読み物)
http://developer.apple.com/internet/webcontent/xmlhttpreq.html
「Binding Your Preferences in Cocoa」(読み物)
http://developer.apple.com/cocoa/cocoabindings.html
前回から5月14日の期間中、新規のテクニカルノートは2つ登録されました。「Native Scripting Additions」の方は再登録となっています。
TN1164「Native Scripting Additions」 (再登録)
TN2110「Identifying Java on Mac OS X」
http://developer.apple.com/technicalnotes/index-rev-date.html
テクニカルQ&Aの方も2つ登録されました。
QA1264「Generating an NMI Without a Programmer's Switch」
QA1317「Signaling the end of data when using AudioConverterFillComplexBuffer」
http://developer.apple.com/technicalqas/index-rev-date.html
【サンプルソースコード】
前回から5月14日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには新しいサンプルソースコードがひとつだけ登録されました。「StarMenu 」は、カスタムメニューの構築にHIViewの仕組みを使う実例です。サンプルアプリケーションを起動するとド派手な7色の星形メニューが表示できます。もうこうなるとメニューと言って良いのかどうか疑問なのですが(笑)HIViewの仕組みを理解するのにはもってこいのサンプルです。
「StarMenu 」(HiView)
http://developer.apple.com/samplecode/
【デベロップメント SDK】
前回から5月14日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKが2つ登録されました。Windows版iTunes用SDKとFireWire SDK(Mac OS X用)の最新版です。またSDKではありませんが、コマンドラインでフォントの管理を行うための「Font Tools」と「CHUD」の最新版が登録されています。「iTunes COM for Windows SDK」と「Font Tools 2.0 」については、前号の新居さんの解説も参考にしてください。
「iTunes COM for Windows SDK」
「 FireWire SDK 19 for Mac OS X」
http://developer.apple.com/sdk/
「Font Tools Release 2.0.0 」
http://developer.apple.com/fonts/OSXTools.html
Computer Hardware Understanding Development Tools (CHUD Tools)3.5.1
http://developer.apple.com/tools/performance/
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