【開発環境】
Apple社からXcode 1.5の正式版が発表されました。すべての開発環境を含んだ「Xcode Tools 1.5」は、ADCメンバーサイトからダウンロードすることができます。新しい機能や改良点は、Xcodeを最初に起動した時に表示されるRelease Notesを読めば確認できます(Helpメニューからも表示可能)。Xcode Tools全体の詳細については、以下のToolsサイトを参照してください。ちなみに、Interface Builderはv1.2から何も変化がありませんでした(涙)。ちゃんと開発は継続しているのでしょうか?
http://devworld.apple.com/tools/xcode/
Metrowerks社のダウンロードサイトに「CodeWarrior Development Studio for Mac OS, Version 9.3 Update」が登録されました。さっそく筆者の開発環境もv9.3へとアップデートしてみました。開発中の色々なプロジェクトを再コンパイル&リンクしてみたのですが、今のところ問題は発生していません。Apple社の最新の開発環境とv9.2の組み合わせでは、プロジェクトにcrt1.oを加えているとリンクが正常に終了しない問題が発生していましたが(mwcrt1.oの方は大丈夫)、v9.3ではそれもちゃんと改善されています。
WWDC2004ではブースも出展していなかったMetrowerks社ですが、まだMacintoshユーザは忘れられていなかったようです(笑)。コンパイラのG5への最適化を含め、これからもちゃんとしたサポートの継続を望みたいところです。v9.3 Updaterを入手するには、以下のMetrowerks社のダウンロードサイトへ入り、「Updates and Patches」のリストから「CodeWarrior for Mac OS 9」(Mac OS 9という意味ではなくバージョン9の意味)を選択してください。v9.3 Updaterの容量は112M Byteもありますので、ダウンロード時間には注意しましょう。
「CodeWarrior Development Studio for Mac OS, Version 9.3 Update」
http://www.metrowerks.com/MW/download/default.asp
ソフトウェア・アップデートから「Java 1.4.2 Update 1」がダウンロードできるようになりましたが、それに対応してADCメンバーサイトに「java142update1tools」が登録されました。また、Apple社のReleaseサイトには、以下の2つのドキュメントが追加されています。
「Introduction to Java 1.4.2 Release Notes」(PDFあり)
http://developer.apple.com/releasenotes/Java/Java142RN/index.html
「Introduction to Java 1.4.2 Update 1 Release Notes」(PDFあり)
http://developer.apple.com/releasenotes/Java/Java142RNUpdate1/index.html
【テクニカルドキュメント】
前回から8月20日の期間中、Apple社のDocumentationサイトには新規ドキュメントが9つ登録されました。加えて、デベロッパ向けの読み物として以下の3つの解説が登録されています。
「Jar Bundler」(PDFあり)
「Plug-ins」
「Mac OS X Assembler Guide」(PDFあり)
「Remote Debugging in Xcode」
「Streams」
「Text System User Interface Layer」(PDFあり)
「Xcode Build System 」
「Coding Guidelines 」
「Transferring Data With URL Access Manager 」(PDFあり)
http://developer.apple.com/documentation/index-rev-date.html
「Carbon Pasteboards: Enhancing Data Sharing」(読み物)
http://developer.apple.com/carbon/pasteboards.html
「Universal Access: Computers That Everyone Can Use」(読み物)
http://developer.apple.com/accessibility/universalaccess.html
「Introducing Xcode 1.5: Improving Speed and Workflow」(読み物)
http://developer.apple.com/tools/xcode/reviewxcode.html
前回から8月20日の期間中、新規のテクニカルノートは2つ登録されましたが、テクニカルQ&Aの方はひとつも登録されませんでした。「Kernel Core Dumps 」は、Mac OS X 10.3でカーネルパニックやハングアップが発生した時に、リモートでコアダンプを実行することでカーネルの状態を調べる方法が解説されています。
TN2118「Kernel Core Dumps 」
TN2110「Identifying Java on Mac OS X 」
http://developer.apple.com/technicalnotes/index-rev-date.html
【サンプルソースコード】
前回から8月20日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには、新しいサンプルソースコードが5つ登録されました。「CarbonSketch 」は、QuickDraw APIからQuartz 2D APIへの移行を促すための例題としてWWDC2004のセッションでも紹介されていました。しかし、Apple社はこのレベルの例題を提示しておけば移行が可能だと本当に思っているのでしょうか(笑)。多くのQuickTime APIがいまだにGWorldベースなんですけどねぇ?
「SpellingChecker CarbonCocoa Bundled 」( Carbon関連)
「BackgroundExporter 」(QuickTime関連)
「CFFTPSample 」(CFNetwork関連)
「CarbonSketch 」(Quartz 2D関連)
「ComplexPlayThru 」(CoreAudio関連)
http://developer.apple.com/samplecode/index-rev-date.html
【デベロップメント SDK】
前回から8月20日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKはひとつも登録されませんでしたが、Mac OS X 10.3.5用の「Kernel Debug Kit」が登録されています。また、Darwinサイトにはプレビュー版 Mac OS X 10.4(Tiger)とMac OS X 10.3.5用の最新ソースが登録されました。
「Kernel Debug Kit 10.3.5」
http://developer.apple.com/sdk/
「WWDC 2004 Developer Preview (Darwin 8.0b1 Source Code)」
http://www.opensource.apple.com/darwinsource/WWDC2004/
「Darwin 7.5 Source Code」
http://developer.apple.com/darwin/
copyright 2004 Ottimo, Inc. All rights reserved
無断転載・引用禁止
Contact us: koike@ottimo.co.jp