【開発環境】
新居さんも前号で紹介されていましたが、Apple社から「Tiger Early Start Kit for Developers」なるものが発表されました。Mac OS X 10.4(Tiger)に関する開発者向けドキュメントやTigerプレビュー版(WWDCで配布された物より新しいバージョンだと思われる...多分)がパッケージされた商品(?)のようです。最初にこの発表を見た時「なんだ!これを購入しないとTigerの最新プレビュー版は手に入らないのか?」と慌ててしまいましたが、内容を読み返してみると、どうやらADC Selectメンバであれば自動的に送られて来るようです。つまり「ADC Selectメンバへの勧誘プロモーショングッズ」と言うわけですね(笑)。何だかちょっとセコイような気もしますが、Macintoshと深く関わっている開発者ならば、年間5万円程度の経費で色々と特典が得られますので、この機会にADC Selectメンバへ昇格しておくのも悪くないと思います(筆者経験談)。
http://developer.apple.com/macosx/tiger/tigerkit.html?headlines
同時に、全米6箇所で「 Mac OS X Tiger Tech Talk」(無料)という催しも開催されるようです。Tigerに関する開発者向けのデモやプレゼンテーションだけでなく、ハンズオンやフィードバックも行われるようです。こうした催しは日本国内でもぜひ開催していだだきたいものですね...。
http://developer.apple.com/events/techtalks/index.html
【テクニカルドキュメント】
前回から10月29日の期間中、Apple社のDocumentationサイトには新規ドキュメントが2つ登録されました。新型iBook G4と、新しくラインアップに加えられた1.8GHzシングルプロセッサのPowerMac G5に関する仕様ドキュメントです。デベロッパ向け読み物としての解説も2つ登録されています。「Mac OS X v10.4 Tiger: Developer Overview」の方では、Tiger(Mac OS X v10.4 )の新機能を簡潔に解説しています。このドキュメントの内容については、前号の新居さんの記事も参考にしてください。
「Power Mac G5 -- Single Processor Developer Note」(PDFあり)
「iBook Developer Note」(PDFあり)
http://developer.apple.com/documentation/index-rev-date.html
「NeuroLens and Mac OS X: Modernizing Brain Imaging」」(読み物)
http://developer.apple.com/business/macmarket/neurolens.html
「Mac OS X v10.4 Tiger: Developer Overview」(読み物)
http://developer.apple.com/macosx/tiger/index.html
前回から10月29日の期間中、新規のテクニカルノートはひとつも登録されませんでしたが、新しいテクニカルQ&Aは6つ登録されました。QA1160とQA1340は、どちらもシステムのスリープ状態に関連する内容です。開発アプリケーションがスリープ状態に入ることにより何らかの影響を受けるようであれば、これらのQ&Aは問題解決のために大変参考になります。「Sorting Like the Finder」には、UCCompareTextDefault () APIを使い文字列をソートする手法がサンプルソース付きで紹介されています。「Private HITheme APIs in Mac OS X 10.2 should not be called」には、Mac OS X 10.2では実装されていないHITheme APIの一覧が明記されています。
QA1377「Private HITheme APIs in Mac OS X 10.2 should not be called」
QA1361「Detecting the Debugger」
QA1159「Sorting Like the Finder」
QA1383「Enabling X11 Forwarding 」
QA1340「Registering for sleep notifications」
QA1160「Preventing sleep 」
http://developer.apple.com/technicalqas/index-rev-date.html
【サンプルソースコード】
前回から10月29日の期間中、Apple社のSample Codeサイトには、新しいサンプルソースコードが4つ登録されました。「ScrollAndZoom」は、久しぶりに登録されたQuartz 2D(CoreGraphics)関連のサンプルソースコードです。カレントCGContextのトランスフォーメーション・マトリックスをCGContextScaleCTM ()やCGContextTranslateCTM() APIを使い操作することで、描画内容をダイナミックに更新することができるサンプルアプリケーションが紹介されています。
「SimpleReach」(Network関連)
「SimpleDial」(Network関連)
「ScrollAndZoom」(Quartz 2D関連)
「QDCocoaComponent」(Cocoa関連)
http://developer.apple.com/samplecode/index-rev-date.html
【デベロップメント SDK】
前回から10月29日の期間中、Apple社のSDKサイトには新しいSDKはひとつも登録されませんでした。
http://developer.apple.com/sdk/
その代わり、デベロッパー向けツールとしてCHUD(Computer Hardware Understanding Development Tools)4.0.0(正式版)の配布が開始されました。すでにCHUDをインストールしている方には、CHUD Updaterが最新版をダウンロードするためのダイアログを表示して教えてくれるはずです。
http://developer.apple.com/tools/performance/
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