● プロローグ
この原稿を書いている最中、AppleからQuickTime 4.0が発表されました。まだパブリックβ版で完成版ではないようですが、予定されていた機能は一通り利用できるようです。特に大きく変化したのが「Movie Player」です。名称まで「QuickTime Player」に変わってしまいました。アプリアイコンがヘルスメータのようですね。(笑)それにしても派手なムービーコントローラです。旧機種のMacintosh上で利用されているユーザからは「動作が重いぞ!」という意見が上がっているようですが、みなさんの所では快適に動いているでしょうか?(図1)
発表を前後して、Appleサイトから「STAR WARS EPSODE1」のトライアルMovieをダウンロードできるキャンペンもありました。最新技術を積極的にアピールしようというAppleの強い姿勢が見られます。QuickTime 4.0の最大の目玉である「QuickTime Streaming」ですが、こちらもAppleサイトでライブ放送を体験できます。(図2)ISDN 128Kbpsで接続してみると、その映像サイズは小さく、画質も良くありません。QuickTime発表当時、小さく荒いMovieを一生懸命再生していた事を思い出したのは私だけではないでしょう。それがたった数年でフルサイズ、フルフレーム、高画質に進歩したわけですから、Streamingでも同様な事が起こると予想されます。今から楽しみですね。
● マスコットからURLをオープンする
前回は「変数」「予定」「実行条件」「プログラム」などの世界に足を踏み込んでみました。CD-RONに添付したサンプルも少し複雑だったかもしれません。みなさん、ちゃんとマスコットの動作を再確認してみましたか?今回は、ちょっと一息「インターネットとマスコット」という題目で、マスコットとインターネットとの関係についてお話したいと思います。
まずはマスコットからインターネット経由でURLをオープンする方法です。URLとは「Uniform Resource Locator」の略で、最近あちらこちらでよく見かける「http://www.apple.com」といった表記のことです。こうした表記は、Netscape CommunicatorなどのWebブラウザから好みのページをオープンする時に利用します。マスコット++では、プログラムからの遠隔操作でWebブラウザをオープンし、そこに好みのURLを代入して、そのページをオープンさせることが可能です。まずは二つのセルを持った簡単なマスコットを作成し、片方のセルにマウスクリックイベントをセットしておきます。これ以降の作業はマスコットJr.とマスコット++では異なりますので、別々に手順を解説いたします。
マスコットJr.では、セルを選んでマスコットメニューから「スペシャル...」を選択してください。表示された「スペシャル」ダイアログで「URLへリンクする」をチェックします。これにより、その下のカラムにオープンしたいURLを入力することができます。実際に正しいURLが入力されたかどうかは、その下の「リンク」ボタンで確認できます。(図3)マスコット++では、プログラムボタン(AppleScriptアイコン)をクリックします。ウィンドウの「全般」から「URLリンク」を選択し、登録されたカラムにURLを入力します。(図4)URLが正しいかどうかは、カラム右端の「地球アイコン」で確認できます。どちらの場合も、入力できる文字数は半角60文字以内ですので注意してください。また、マスコット++の文字列には「変数」を用いることも可能です。例えばカラム内に「#1」と記載すれば、1番目に登録されている変数の内容を用います。また「&URL」と記載すれば、名称が「URL」という変数の内容を用います。
さて、実際にマスコットの動作確認をしてみましょう。この例題ではマスコットをクリックすると、Webブラウザが起動し、入力されているURLをオープンします。(図5)この仕組みは、MacOS 8.5から採用された「インターネット」コントロールパネルと「インターネット設定機能拡張」を利用して実現されています。マスコットから「URLをオープンしろ!」という命令がApple Event経由で機能拡張へ伝えられ「インターネット」コントロールパネルで設定されているWebブラウザを起動するわけです。(図6)この仕組みは、MacOS 8.5で標準搭載される以前は「Internet Config Extention」と「Internet Config」による機能拡張として知られていました。(図7)ですから、MacOS 8.5以外がインストールされたMacintoshでも、後者を利用すれば同様なことが実行できます。ただし、前者と後者がシステムに同居する(機能拡張フォルダに両方ある)と、トラブルが発生する危険がありますので、くれぐれも注意してください。
アプリ化したマスコットも、この仕組みによりWebブラウザを起動します。ですから、URLをオープンするマスコットを配布する場合には、「インターネットコントロールパネルで好みのWebブラウザを設定しておいてください」等のドキュメントを本体に添付しておくと親切です。
● Plug-in 用データに変換する
キューティマスコットには、Webブラウザ上でマスコットを表示するために「MascotPlayer Plug-in」というプラグインが用意されています。(図8)これをNetscape CommunicatorやInternet Explorerで利用する場合には、アプリと同階層の「Plug-ins」フォルダに入れておきます。(図9)どこかのホームページに登録されているマスコットを、自分のWebブラウザで見たい場合には、これでOKです。では、マスコットを自分のホームページに表示したい場合にはどうしたら良いでしょうか?それには、まず作成したマスコットをPlug-in用のデータに変換する必要があります。
マスコットをPlug-in用データに変換するためには、作成上いくつかの制限を知っておいてください。まず、変換するマスコットは旧マスコット同じく、セル画像は64X64ドット、吹き出し画像は96X96ドットで編集しておきます。それ以外のサイズは自動的に上記サイズに縮小しますので、結果として画像が荒れたり、吹き出しの表示位置が微妙にずれる可能性があります。またMascotPlayer Plug-inで同時に表示できるマスコットは1体のみです。最大セル数も200までとなっています。ここでは、こうした変換時の制限事項を一覧表にまとめておきました。(表1)
マスコットが完成したら、ファイルメニューの「別ファイルへ」から「Plug-in 用...]を選択してください。「Plug-in 用データ変換」ダイアログが表示されます。(図10)このダイアログで、まずは表示サイズの倍率を選択してください。また、マスコットに背景や音声が登録されていれば、その下の「登録されている背景画像を利用する」や「登録されているミュージックを利用」を利用することが可能です。背景はマスコットの移動可能矩形領域として、ミュージックはバックグラウンドミュージック(BGM)として使用されます。マスコット++の場合には、背景とBGMには各フォルダの一番最初に登録されているファイルが用いられます。ただし、その背景の種類が「単色」や「パタン」だと利用できません。また、音声ファイルもサンプリングサウンドだと使えませんので注意してください。BGMにはAIFFかMovieファイルを利用してください。
ダイアログの「OK」ボタンをクリックし、変換データを保存するためのファイル名を入力します。ファイル名の拡張子は必ず「.mct」としてください。その後、画像の圧縮方法を選択します。通常はアニメーションかグラフィックにすればOKです。変換が終了するとデスクトップにPlug-in 用データが現れます。(図11)まずは、CD-ROMに添付されている「MascotPlayer v1.2」でファイルをオープンし、思ったとおりの挙動をするかどうかを確認してみましょう。(図12)
● データをWebサーバへ登録する
拡張子「.mct」のPlug-in用データは、HTML(HyperText Markup Language)テキストやGIF、JPEG画像と同様に、Adobe PageMill 3.0やFetch 3.0等のFTP(File Transfer Protocol)対応アプリでWebサーバへ登録します。(図13)例えば、Fetchでは「Automatic」を選択してファイル転送(Put File...)してください。続いて、このデータをマスコットとして認識させるために、サーバ側に新規MIME(MultiPurpose Internet Mail Extensions)タイプを登録する必要があります。これは、GIF画像ならgif、JPEG画像ならjpg、Movieファイルならmovといった具合に、サーバ側が拡張子とファイル種類の対応を知ってる必要があるからです。マスコットの場合には「Mime type:application」「Subtype:x-mascot」「Extensions:mct」という3つのパラメータをサーバ側が認識している必要があります。
ご利用のサーバがNCSA Webサーバならば、CD-ROMに添付されている「.htaccess」ファイルを、ご自分のホームディレクトリにTextとして転送しておけば大丈夫なはずです。(図14)それ以外のサーバの場合には、サーバをレンタルしているプロバイダの管理者にメールを送り、上記のMIMEタイプをサーバが認識するよう設定をお願いしてみてください。残念ながらプロバイダの中には、ユーザからの新規MIMEタイプを受け付けない所もあります。そういう時にはMascot Player Plug-inの利用はあきらめ、後述する「QuickTime Wired Sprite Movie」を使うのが良いでしょう。
Webサーバに登録できたら、表示ページのHTMLドキュメントに<EMBED >タグを記述して、Webブラウザ上に実際にマスコットを表示してみます。例えば「mascot.mct」がサーバ上のHTMLドキュメントと同階層に保存されているとすると...
<EMBED SRC="mascot.mct" WIDTH=320 HEIGHT=240 >
という記述で、Webブラウザのウィンドウの横320、縦240ドットの矩形エリア内にマスコットが表示されます。MascotPlayer Plug-inの<EMBED>タグでは3つの引数と4つの属性を利用することが可能ですが、それについての詳しい解説は割愛いたいます。引数や属性についは、MascotPlayer Plug-inに添付されているドキュメントを参照してください。さて、Webブラウザ上でうまくマスコットを表示できましたか?(図15)ローカル(MacintoshのHD上)ではうまくいくが、Webサーバに登録するとダメだという場合は、先ほどのMIMEタイプの未登録や、ファイル保存位置がタグの記述と一致していないなどの問題が考えられます。また、何かしらPlug-inを利用したWebページを作成したら、同ページに「...Plug-in 使用」を記載をしておくことを忘れないようにしてください。でないとブラウジングしているユーザは、いつまでたっても割れたアイコンを見せられることにります。(図16)
● Wired Sprite Movieとは何ぞや?
MascotPlayer Plug-inを利用すると、自分のホームページで手軽にマスコットを紹介できることがわかりました。しかし、上記の方法にはいくつかの問題もあります。面倒なWebサーバへのMIMEタイプ登録もその一つですが、それよりもっと大きな問題は「MascotPlayer Plug-inがMacintosh版しかない」という事実です。つまりこのままですと、Windowsユーザには、せっかくホームページで紹介したマスコットを見てもらえないわけです。「Plug-inのWindows版を開発すればいいじゃないか!」というご意見もありましょうが、あまり、Windowsに関わりたくない筆者としては(笑)もう少しうまい方法を考えました。それは「QuickTime 3.0の能力を借りる」という方法です。
QuickTimeにはバージョン3.0から「Wired Sprite Movie」という機能が追加されました。(以下Wired Movieと記載)以前からQuickTimeのMovieには「Sprite」という映像トラックが存在していました。ビデオ映像用のVideoトラックとは異なり、このトラックは、登録されているSprite画像を移動、拡大、回転させることで映像を作ります。(図17)スーパーマリオやインベーダなどのゲーム用キャラクターを思い出してみてください。一言でいえば、あれがSpriteです。このSpriteトラックをうまく使えば、再生時間が長い割にはスリムなMovieファイルを作成することができます。そのSpriteに対して、ユーザがマウスクリックをすると何かしら反応するようなインターラクティブ性を持たせたのが「Wired Sprite Movie」です。「Wired」とは有線という意味があります。ですから有線でSpriteをコントロール可能なMovieと言うわけです。
Wired Movieでは、ランダムにアニメーションを変化させたり、マウスクリックに反応してサウンドを鳴らしたり、組み込んだURLをオープンしたりするようなことができます。マスコットとそっくりな機能を持っていますが、Movieであることには代わりありません。ですから、Movie Playerで再生することもできますし、付属の「QuickTime Plugin」を利用してWebブラウザ上に表示することも可能です。(図18)なにより都合が良いのは、QuickTime 3.0にはWindows版も存在することです。これにより、Wired Movieへ変換したマスコットは、Windowsマシン上のWebブラウザでも表示することができます。(UNIXやLinuxユーザの方ごめんなさい、Linux版のQuickTimeに期待...?)
● Wired Movieへの変換作業
ではさっそく、マスコットをWired Movieへ変換してみましょう。ちなみにこの機能は、マスコット++ v1.5から追加されています。まだv1.0を利用されている方は、(株)コーシングラフィックシステムズのサイト(http://www.kohshin-graphic-sys.com)からアップデータ(無料)をダウンロードしてバージョンアップしておいてください。Wired Movieへの変換はファイルメニューの「別ファイルへ」から「Wired Movie...」を選択します。オープンした「Wired Movie 作成」ダイアログで、変換のための様々な設定を行います。(図19)
背景の種類は「カラー」「読み込み」「登録背景」の3種類から選択できます。「カラー」は、表示領域のバックを単色でペイントします。「読み込み」は、好みの画像をファイルから読み込んで張り付けます。「登録背景」は背景フォルダーに登録された最初の画像を使います。その下の幅と高さが出来上がりのMovieサイズとなります。ただし「読み込み」「登録背景」では、画像サイズがそのままMovieサイズとして利用されます。Sprite画像に対しては、階調、ディザ表示のON/OFF、表示モードを選べます。通常は256色、ディザ無し、白色透明モードを選択しておけば、パフォーマンスも良くトラブルの少ないWired Movieを作成することができます。
その下の「バックグラウンドミュージック利用」は音声フォルダにサウンドが登録されている時のみにチェックできます。また一番下の「選択マスコットのみをコンバート」は、現在オープンされているマスコットフォルダのみをWired Movieへ変換します。これがチェックされていなければ、全マスコットフォルダ(複数体マスコット)を変換の対象とします。ただしマスコットJr.には、このオプションは存在しません。設定が終了したら「OK」ボタンをクリックしてください。背景が「カラー」だと、引き続きカラー選択ダイアログがオープンされます。また背景が「読み込み」の場合には、表示したい画像ファイルを選択します。その後、Wired Movieのファイル名を入力すると変換が始まりますが、この時ファイル名の最後に「.mov」拡張子を付けることを忘れないようにしてください。(図20)
● Movieのサーバへの登録と表示
こうして出来上がったWired Movieは、そのままMovie Playerで再生することができます。Webサーバに登録する前に、まずはローカルでオープンして動作確認をしてみてください。(図21)これをWebサーバに登録する方法は、前述したPlug-in 用「.mct」ファイルとまったく同じです。ただし、「.mov」(Movieファイル)はメジャーなファイルタイプですから、面倒なMIMEタイプ登録は必要ないと思います。え?頼んでもWebサーバに「.mov」を設定してくれなかったらどうするかって?それは困りましたね。そんなお堅いプロバイダとの契約は止めて、別のプロバイダでWebサーバをレンタルいたしましょう(笑)
サーバに登録できたら、表示ページのHTMLドキュメントに<EMBED >タグを記述して、Webブラウザ上にWired Movieを呼び出します。例えば「sprite.mov」がサーバ上のHTMLドキュメントと同階層に保存されているとすると...
<EMBED SRC="sprite.mov" WIDTH=320 HEIGHT=240>
という記述で、Webブラウザのウィンドウの横320、縦240ドットの矩形エリアにWired Movieが再生されます。(図22)QuickTime PluginにもMascotPlayer Plug-in同様にいくつかの引数や属性がありますが、それに関してはQuickTime付属のドキュメントを参照してください。注意することは、QuickTimeのバージョンが3.0以上でないとだめなことです。日本語版MacOSならば、J1-2.0.1というバージョンのQuickTime Pluginを用います。MascotPlayer Plug-inの時と同様に、同ページにQuickTime 3.0以上をダウンロードできるAppleサイトへのリンクを張っておくと親切です。
マスコットの全機能をWired Movieに変換できると良いのですが、残念ながらWired Movie側の機能が低いため、変換可能な機能はほんの一部だけとなります。ここでは、どんな機能がWired Movieに変換できるのか一覧で示しておきたいと思います。(表2)ただ、Wired Movieの能力もQuickTimeのバージョンアップと共に上がっていると予想されます。QuickTime 4.0でマスコットにマッチするような新機能が追加されていれば、次回のキューティマスコットのバージョンアップで即座に対応したいと考えています。
●マスコットを売ってみよう!
マスコットはWebブラウザ上で表示するだけではなく、データとしてFTPサーバにアップロードしておくこともできます。または本誌のようなマック雑誌の付録CD-ROMに添付して発表することも可能です。自分の作品に自信があれば、「マスコットを販売してちょっと小遣いでも稼いでみようかしら?」と考えるのが作り手の人情です(笑)こうした個人ユーザの作品販売も、最近のインターネットの普及で現実味を帯びてきました。ソフトを配布してお金を儲ける方法としては、「シェアウェア」や「キーウェア」と呼ばれるシステムが有名です。
「シェアウェア」とは、「このソフトが気にいり継続的に利用する場合には1,000円をお支払いください」とかの記載があるソフトです。シェアウェアの場合には、ソフト使用上の機能制限は一切ありませんが、もう一方のキーウェアには、何らかの制限が付いているのが普通です。例えば、起動時にはダイアログが表示されてユーザ登録を促すとか、一定時間使用したら起動できなくなるとか、一部機能(セーブ、カット&ペースト、プリント等)が使用不可能だとかです。キーウェアでは、作者に使用料金を払うと登録用のキーワードが送られてきます。それを入力すれば、アプリの本来持っているフル機能を利用できるようになります。例えばAppleの「QuickTime Pro.」などがキーウェアの代表例です。(図23)
マスコットをシェアウェアにする場合には、これといって特別な作業は必要ありません。「気にいったら...」等の文章に使用料の支払い方法を記載しておけばOKです。キーウェアにしたい場合には、起動アプリにする前に、プロジェクトメニューの「オプション」から「その他..」を選んでください。オープンした「その他オプション」ダイアログで「キー入力を要求」をチェックします。(図24)好みのキーワードを(半角英数字が良い)入力したら、制限レベルとして「10秒待つ」か「使用不可」のどちらかを選びます。こうして作成(アプリ化)したマスコットは、起動ごとにキー入力を要求するダイアログを表示するようになります。制限レベルが「使用不可」だと、正しいキーワードを入力しないとマスコットは起動しません。「10秒待つ」の例としては、読者であるケチャップマンさんが送ってくれた「超無敵メカ☆ガイアース」を紹介しておきます。この力作マスコットは今月のCD-ROMに添付されていますので、みなさんぜひ試してみてください!!(図25)
シェアウェアでもキーウェアでも、一番のネックは使用料金の徴収方法です。現金書留や銀行振り込みなどもありますが、これについてもインターネットをうまく活用するのがベストでしょう。ケチャップマンさんの場合は株式会社ベクターの「シェアレジ」システムと銀行振り込みを併用されています。シェアレジは、株式会社ベクターがソフトの料金を作者の代わりに徴収してくれるシステムです。(http://www.vector.co.jp 参照)同じようなシステムとしては、NIFTY SERVEの「シェアウェア送金代行システム」(http://www.nifty.ne.jpもしくはGO SWREG 参照)などがあります。またUSAではKAGI(http://www.kagi.com 参照)などが有名です。これからも、こうしたサービスがどんどんインターネット上に展開されていくと思われます。ホームページを持てば、自分の庭先に世界に通じる自動販売機を置いたようなものです。定価100円でも1万人が購入すれば100万円(笑)個人の才能が物理的な障害なしに発揮できるのがインターネットの大きな魅力ではないでしょうか?
●エピローグ
実際、Wired Movieをサーバに登録してWebブラウザで表示してみると、そのデータ読み込み時間の遅さが気になります。Wired Movieを面白くすればするほど、その容量は大きくなり「通信スピードの壁」を痛感する事になります。これは、最初にお話したQuickTime 4.0の「QuickTime Streaming」でも言えることです。家庭に導入されるネットワークインフラの早急な拡充を強く望みます。そうですね、月々2万円ぐらいで、1Mbpsの回線に常時接続できるようになると嬉しいのですが?これならWired Mvieの表示も楽々!日本の景気回復にも一役買うのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか?(笑)
次回は「ディスクトップペットを作ろう!-前編」という題目で、変数、プログラム、コマンド受信イベント等を活用し、今流行の「デスクトップ電子ペット」を作ってみることにします。音声認識、ドラッグ&ドロップ、AppleScriptによるマスコットとのコミュニケーションなどにも挑戦してみたいと思います。お楽しみに!
copyright 2000 Ottimo, Inc. All rights reserved
無断転載・引用禁止
Contact Us: koike@ottimo.co.jp