● ToolBox API徒然草(2005/12/08)

  このニュースは、MOSAの会員にのみ配布されているデベロッパー向けの
  デジタルマガジンMOSADeNのに掲載された記事です。ほぼ一ヶ月遅れで
  ここに掲載されて行きます

 〜 画像ファイルをウィンドウに表示する(その4) 〜


今回は、setupViwerWindow()ルーチンとsetupViwerWindowEvent()ルーチン、そして画像表示用ウィンドウに実装するCarbon Event HandlerのmyViwerWindowEventHandler()を紹介します。実は、この3つのルーチンに記述する処理内容は、ターゲットとなるMac OS Xのバージョンによって大きく変化します。

まず最初に、Mac OS X 10.2でも問題なく動作する処理方法を取り上げます。Mac OS X 10.2で問題なく動作すると言うことは、当然、Mac OS X 10.3や10.4での動作も問題ありません。つまり、アプリケーションユーザのターゲットが、Mac OS X 10.2から10.4である場合には、今回紹介するソースコードを用いる必要があります。ただし、本サンプルアプリケーションが画像表示のために多用しているHIView APIは、Mac OS X 10.2からしか利用できませんので、Mac OS X 10.0や10.1をターゲットとする場合には、今回の処理内容を大幅に変更する必要があります。今回は、そうした「古いタイプ」の処理方法については言及いたしません。

以下が、画像表示用のウィンドウに各種Viewを配置しているsetupViwerWindow()ルーチンです。



画像ウィンドウにCarbon Event Handlerを実装しているのは、setupViwerWindowEvent()ルーチンです。ここでは、7種類のCarbon Eventを受理できるようにEventTypeSpecを設定しています。



最後に紹介するのは、Carbon Event HandlerであるmyViwerWindowEventHandler()ルーチンです。このルーチンは、setupViwerWindowEvent()のInstallWindowEventHandler()により画像表示用ウィンドウに実装されます。



次回は、今回紹介した3つのルーチンの処理内容について、さらに詳しく解説します。そして、こうして用意したMac OS X 10.2用の処理が、Mac OS X 10.3や10.4でどの様に変化するのかを、順序を追って紹介して行きたいと思います。


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