2005/9/26(月 lunedi)晴 風強し ■マントヴァへ■

秋の気配がぐっと強まったイゼオからクレモナ Cremona経由、マントヴァ Mantovaへ。昨年パヴィーアで偶然目にしたマントヴァの空撮写真。三つの湖(ひとつは川幅が広く広がったもの)に囲まれて突き出た格好の街。それを見て以来マントヴァの土を踏みたくなった。映画「ジョヴァンニ」を観てさらにその気持ちは高まり、今回滞在地のひとつとなった。実際の街はどんなだろうか。とにかく“マントヴァ”という響きには何かノスタルジーを感じるものがある。

いつものようにホテルに荷物を置き、街を歩く。広場のカッフェでまずは喉を、と腰を下ろしたお店のカメリエーレの態度が今一つよろしくないっ。マントヴァ、ちょっとスタート悪し。街は落ち着いた佇まい。

昼間のカッフェを払拭しようと夕食は期待を込めて最近出来たOsteria dell'Ocaへ。ロゴもインテリアも可愛らしく良い雰囲気。お料理もいい!まずはプロシュートとサラミの盛り合わせ。焼ポレンタともう一つ、付け合わせが。なんとラード。見た目がマッシュポテトに見えるものだからツレは半分、一気に口に運ぶ。いや〜ん、こんなに美味しいものを一気に食べちゃ、と後から一口食べた私(笑)ブタと言えば、マントヴァ県内で飼育されているブタは100万頭を越えるらしい。次はトリッペ・イン・ブロード Trippe in broad、丁寧な仕事でとても美味しい(嬉し涙)気分もあっという間に上昇する。ハウスワインを頼んだら銅製のピッチャーに陶器のカップ。気取らないワインならこんな飲み方もいいね。


2005/9/27(火 martedi)晴 ■ロバ!■

何処といって目的もなく街を歩いていたら、素敵なリストランテと版画のお店を見つける。今日のランチはここに決まり。版画を販売しているお店はイタリアでは良くある工房兼ショップのようだ。開く頃に戻ってこよう。

偶然見つけた素敵なお店はL'OCHINA BIANCA、「ガチョウ」に縁がありますね(笑)ズッキーニの花のフライやフサカサゴという白身魚のパスタを食べる。自分で作る味に似ていて美味しかった。いやもちろんプロの味なんですが、我が家の味に近い遠い、というのはある。つまり好きな味。でさらに美味しいと言う訳ですね。大満足!年配カメリエーレがフサカサゴ(scorfano)の発音を大仰なゼスチャーで教えてくれる。そしてちゃんと言えるまで繰り返し発音させるのだ。そう言えば最初にイタリアへ来たときヴェネツィアでビール(Birra=ビッラ "r"が二つ続く発音が私は苦手。巻き舌が上手くできない)の発音が出来るまでバールのお兄ちゃんがビールを出してくれなかったっけ。そうやってあちこちで遊ばれているのね。そのときだってもう十分過ぎるくらい大人だったのに。

お昼の後は、ドゥカーレ宮殿テ宮などへ。食べるだけではなく史跡旧跡美術館だって行くのです(笑) 帰り道、午前中に見つけたBottega Bolognesi*で小さな版画を三枚購入。一枚はお土産に。残りは家に飾ろう。イタリアのメル友お勧めのお菓子"SBRISOLONA"を買う。さすがに名物だけあってあちこちで売られているけれど、ホームメイドの美味しそうなものを買う。そこの店員さんが着物を見るのは初めて、ととても喜んでくれる。持ってきてよかった。

夕食はIL PORTICHETTOでロバを食べる。馬の次はロバ!ドンキ〜!!鯨肉に似ているという印象。そんなことを言うと年がばれるか(笑)個人的には馬のフィレの炭火焼きより好み。赤ワイン煮だったので、食べやすかったのかもしれないが。とにかく土地のモノを感謝していただく。野菜もお肉も分け隔てなく。

今年は例年になく二泊だけの滞在も多い。ここマントヴァもそうだ。しかし新しい経験もあり濃い滞在だった。早くも明日はトレヴィーゾ Trevisoへ。+つづく

*Bottega Bolognesi: Via Leon d'Oro 14/Tel 0376 364244


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