大きなゴンドラに乗り換える場所にはリストランテがある。ここでお昼。日本だったらお山の上にある食べ物屋さんは高くて美味しくない、というのが相場だけれどここはイタリアのヴァッレダオスタ。そんな心配は無用である（高くて不味い観光地のレストラン、というのももちろん存在する）。鹿のラグーのペンネッティとラザニア、生ハムと野菜のサラダ（コーンに松の実、チーズが入りとても美味）、白ワインをカラフェで頼み、セミフレッドとフルッタディボスコのトルタにカッフェ。アオスタからお孫さんと来ていた男性とお喋り。アオスタではどこに泊まったの？と聞かれてホテル名を言ったら、もっと素敵なホテルがあるのに、と言われてしまった。次は「素敵なホテル」にします（笑）　食事が終わる頃、工事の機材を運んでヘリコプターが行ったり来たり。一人二人とカメラを持ったギャラリーが。するとパイロット。あがって来る度に近くでホバリングする大サービスに出た。かっこいい〜！それにしてもイタリア人というのは操縦が上手いねぇ。

ここからは徒歩で下山。

夜はホテルで、スーパーで買った食材で済ます。赤ワインハーフ（Trette）、サラミ、洋ナシ、パン。長期逗留者が多いためか、ホテルからほど近い場所にポツンと品揃えのいい大きなスーパーがあった。

Photo:左 ロープウエー Funivie Monte Bianco ／右 徒歩で下山中

I piatti di oggi

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2009年10月08日（木・giovedi）雨 後ときどき晴れ・くもり ■イタリアの温泉に初挑戦■　

ぐずついたお天気なのでテルメへ行くことに決定。海外ではアメリカで行った経験があるけれど、イタリアは初。日本の温泉と違ってハイソでゴージャスな雰囲気に少々気圧されながらチェックイン。@36.00でバスローブ、タオル、サンダル、シャンプー・リンス・ボディソープ・ローションのセット、軽いブッフェ付き。水着のレンタルはなかったので、しぶしぶと水着を買う。アメリカでは確かレンタルしたけれどよく考えたら肌に直接身に付けるものをレンタル、というのは抵抗があるよね。ともかく次からは予定がなくても水着を持とう。ちなみに来ていた人は、ハイソな感じな人もいれば若者カップルや山歩き帰りの人もいて様々。

お塩をすりすりすり込んでから入るウエットサウナやウッディな小屋のハーブの香り漂うお風呂屋、リラクゼーションルームなど色んなタイプがあり、それはそれで楽しかったけれど、湯温が低く、「温泉に入った」という気持ちにはならないなぁ。水着着てるし。温泉はやはりニッポンかしら。

行きはタクシーに乗ったが帰りはタイミング良くバスに乗れた。スーパー Supermercatoで買い物。クレンジングや忘れてきた爪切り、そしてワインなど。荷物を置きささっと着替えて、クールマイヨールへ降りて行く。最後の夕食はエレガントなリストランテ Le Cadran Solaireで。またしても山のチーズの罠にはまる（笑）

明日はアオスタ経由でトリノへ。＋つづく＋

Photo:左 テルメ／右 クールマイヨールの目抜き通り

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