2010年09月21日(火・martedi)) 晴れ ■フランクフルト経由ザグレブへ■

ルフトハンザ、オペレーションはANAでフランクフルトまで。クロアチア航空に乗り換えZagreb(伊 Zagrabia)へ。昨年のウィーンに続き今年もイタリア以外も楽しもうという旅程。イタリアへ入る前に数日と思っていたが、結局半分がクロアチアに。今までで一番短いイタリア滞在となった。夕焼けに見送られたフライトは、お月さまに迎えられ到着。さて、クロアチア。どんな風に私たちを楽しませてくれるだろうか。いつもと違うどきどきわくわく感を胸に降り立つ。

まず空港内の銀行窓口で手持ちのユーロをクーナに両替。窓口のお姉さん、仕事が早い。次に"Pleso"と呼ばれるバスに乗り込む。行き先はCentral Bus Station。20時、バスは定刻に出発。しかもバスの中でチケットが買えた。イタリアに首までどっぷり浸かった私たちには驚きの連続。約20分で到着。そこからホテルは近いはず。念のため、売店のおばさんに道を尋ねる。双方使う言葉は違えども意思疎通はばっちり。クロアチアの人、勘も良さそうだ。おかげで無事ホテルに到着。バスタブが大きくて部屋もゆったり。掃除も行き届いてまことに快適。メールをチェックしゆっくりお風呂に浸かり就寝。


2010年09月22日(水・mercoledi)晴 ■初めての国、初めての街■ 

いよいよクロアチアの首都ザグレブの街、探索。まずは旧市街を目指す。もとはカプトルとグラデツという二つの町だったらしい。途中広場に大きなテントが張り出され中ではクロアチア各地の製品が売られていた。さっそくハチミツとセッケンを購入。その後カテドラーレ(聖母被昇天大聖堂)、メルカート、聖マルコ教会、石の門などへ。カテドラーレは尖塔が修復中だった。メルカートはどこの国でも楽しい場所だ。まずは青空市場を流してから地下へ。パン屋さんで胡桃入りのぐるぐるパンを買う。クロッカンテで美味。もう一つはカスタードクリームがはさまれたふわふわパン。こちらも美味。これが今日の朝食。そしてバールでカッフェ。一杯6クーナ(約90円)と安い。そして聖マルコ教会。ここを見るだけでもザグレブにくる甲斐はあるのでは。なんとも個性的で可愛い!屋根には紋章がタイルのモザイクで。すっかり気に入ってしまった。途中ずらりとカッフェが並ぶ通りがあった。壮観。

お昼はTipTopという気取らないお店で。ダルマチア風プロシュット、イカ墨パスタ(ホタテとエビ入り)、そしてお店のお母さん一押しの一皿、ビーフのニョッキ添え。なんだか懐かしい味がする。カラフェで白ワイン。ワインもお母さんのお勧めを。とても美味しい。そしてカッフェ。どのお店にもエスプレッソマシンがでんと控えている。これはうれしい。

夕食はKerempuhというメルカート近くのお店で。英語メニューに"homemade sausage"とあったのでオーダー。しかし出てきたのはお昼に食べたダルマチア風プロシュットだった。念のためイタリア語のメニューを確認。"salsiccia"とあった。若いカメレエーレ、すぐに替えてくれたのはいいけれど次に出てきたのはチョリソーに似たサラミだった。がくっ。まっ、いいかと食べる。添えてあったちょっと辛い見た目黄色のシシトウといった野菜のピクルスと一緒に食べるとたいへん美味。結果オーライ(笑)その他にはグリルしたイカとグリーンサラダ。カラフェで頼んだ赤ワインはガツン系でした。好みじゃなくてちょっと残念。

ザグレブの街は落ち着いた佇まいで、昨年訪れたウィーンに、少し似ている。いい意味でローカルなところも。

Zadar(伊 Zara)までのバスチケット購入。@106kn、支払いは現金のみ。明日はバスで一路アドリア海沿いの町へ。+つづく+

Photo:左 青空市場 /右 聖マルコ教会

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