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2003年3月6日(木) 初日

友人の太郎ちゃんとバスケさんから3月にプログラマーの展示をやるよとはだいぶ前から聞いていた。場所は私も何度か足を運んだ事があるSugar Waterという珍しいビールを飲ませてくれるところ。「ふむふむ」と頷いていたらあっと言う間に日にちが迫り、私もお手伝いをすることになった。と言っても夜の9時から夜中までと言う変則的な展示なので、正直なところそうたくさん集まらないだろうと思っていた。期間中のお天気もあまり良くないみたいだし。なので、飲みながらバースペースでお手伝いをしようなどと軽く考えていたのだ。

この日は8時頃から準備。9時前にはもう人が集まり出した。9時を過ぎる頃には結構な賑わい。あれよあれよとあまり広くないお店はいっぱいになった。「ビールを飲みながらお手伝い」などという最初の目論みはあっさり崩れ去り、マスターに確認しながらビールのオーダーを取るので精いっぱい。賑わいは展示終了の12時まで続いた。ウレシイヒメイ。

バーではピーターの友人でベルギー人のパトリックが陣取り、自国のビール「Verboden Vrucht(禁断の果実) 」を隣近所に進めていた。それにしてもさすがベルギーの人。飲むねぇ(笑)

●ビール情報:
「Verboden Vrucht」はブリュッセル東方の白ビールで有名なヒューガルテン村、1318年からビールの醸造が伝えられる歴史的土地で作られている。甘く濃厚な芳香とスパイシーさが漂う神秘的な味わいが特徴。エチケットにはルーベンスの絵画を下絵にした、アダムとイブが描かれている。アルコール度数8.8%


2003年3月7日(金) 二日目

今日は朝から雨。さすがに今夜は人出が少ないのかなと心配しながら出かける。実はこの日は私の誕生日。友人達と食事をして30分程遅れて到着したら、なんと今夜も満員御礼!次から次にお客様。雨の中お出掛けくださった皆様本当にありがとうございます。そして昨日も今日も座る場所もなく混み合った店内で文句も言わず、楽しそうにお過ごしいただき、心から感謝です。皆さんいい人だぁ〜。

ビールに詳しい方にはご自分で銘柄を選んでもらうが、メニューを見て悩んでいる方にはどんなタイプのものが良いかお聞きする。例えば軽いものがお好きか重たいものが好みか、などと。軽いものがお好きな方にはギリシャの「MYTHOS(ミソス)」、重たいものが好みの方にはイギリスの黒ビールなどを。途中、私が誕生日と言うことでスタッフと居合わせたお客様が、お祝いしてくれた。村松大感激です。ちょっと照れくさかったけど(笑)。改めて皆様どうもありがとう!

●ビール情報:
マスターによると「MYTHOS(ミソス)」はコミュニケーションの神様の名前。飲んだらお喋りに花が咲くかも。アルコール度数5%
個人的には「Hen's Tooth(ヘンズトゥース)」という変わった名前のエールがお勧め。イギリスオックスフォード近郊アビンドンに本社を置くイギリスで最も古い醸造所の一つMOLAND社が作っている。瓶詰めの後イーストが加えられるので、瓶の中でさらに熟成させることが出来る。アルコール度数6.5%


2003年3月8日(土) 最終日

最終日になってようやく晴れ。土曜日だから今日こそ閑古鳥と思いきや、平日程ではないけれど大勢の方がいらしてくださる。会場にはたくさんの傘が置き忘れ。昨夜お客様が帰る頃には雨が上がっていたので、忘れた方が多いようだ。皆さんちゃんと忘れた事を思い出したでしょうか。

週末特有ののんびりした雰囲気の中、和気あいあいと今日も楽しい。初日二日と天手古舞だったマスターも、今夜は少し余裕。そにしても今回のイベントは、最初のMacworld Expo/Tokyoの熱気に似たものがあった。作り手もほとんどユーザで、発表する側とそれを見る側の距離が近くて、何よりMacが好きで、そんな気持ちを共有できていたあの頃。あれから十数年ほどの時が経ち、いろいろ変わってしまったように思っていたけれど、作り手の愛情、使い手の情熱、それらの気持ちは当時のままだと実感できた。いつだって最初の頃と同じような気持ちに戻れる。それは私たちの心次第だと感じた三日間だった。お客様が帰った後、スタッフで乾杯。疲れた身体にやさしいオーガニックビールを飲む。心地よい疲労と酔いと共に、夜は更けていく...

ご来場いただいた皆様、機材をお借りしたアップルコンピュータ社、会場のSugar Water・菅原さん、本当にどうもありがとうございました!そして主催者のバスケさんと太郎ちゃん、貴重な機会をありがとう。出展者のメンバー、お疲れ様でした。また楽しいときを一緒に過ごしましょう!!


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