●6月10日(土)KLMでアムステルダム経由ローマへ。ローマでアリタリアに乗り換えナポリまで。預けた荷物は最終地ナポリまで行くらしい。嬉しいけれど、かすかな不安が胸をよぎる。二回も乗り換えてそれも航空会社が変わるのに大丈夫なんだろうか。しかも最近KLMとアリタリアは提携を解消したはずだ。

スキポール空港はとても大きい。公衆電話の上のサインがかわいい。


●夜10時ナポリ着。くぅ〜。不安的中。待てど暮らせど預けた荷物が出てこない。ロストバゲージである。空港内の事務所で手続きをするのだけれど、スタッフが一人しかいない。それなのにロストの多いこと。その上電話が鳴りっぱなし。早くもナポリの洗礼を受ける。ようやくロストバゲージの届け出が済んだらもう夜中の12時近い。あわててレンタカー・ハーツの事務所に向かうが無情にもシャッターが閉まっている。11時頃までは待っていてくれる約束だったのに、30分以上も約束の時間を過ぎているから仕方がないか。予約した車がキャンセルになると困るので必死にイタリア語でメモを書く図。思いだしても泣けるなぁ。

●さぁ、いったんロストバゲージのことは忘れて町へ出よう。ナポリのサッカーチームが来シーズンは久しぶりにセリエAへ。町のあちこちにチームカラーの空色のリボンがはためいてお祭り気分。こっちまでなんだか嬉しくなるじゃないか。たかがサッカーと言う無かれ、ナポリっ子には大ニュースなのである。

おお、しかし、浮かれてばかりもいられない。着替えを買わなきゃ。ついてないことに今日は日曜。ほとんどのお店が閉まっている。ニッポンだったら書き入れ時の日曜日、休む商店はないけれど、ここイタリアはカソリックの国。安息日の日曜日に働く人は少ないのです。いたいけな我ら子羊、着替えを手に入れることは出来るのでしょうか。

着替えを求めてさまようも、どのお店も閉まっている。どうしたらいいの。と、ついに開いているお店発見! イタリア唯一の(たぶん)デパート、LA RINASCENTEが営業してる。普段はちょっと野暮ったいとバカにしていたのに、今日はやけに光ってみえるわ。さぁ、着替えを買おう。


●三日目の朝、ようやく荷物がホテルに届く。晴れ晴れと朝食。それにしてもフロントのおじさんの勝ち誇った顔。「ほ〜ら、言った通りでしょ。ロストバゲージなんてここでは日常茶飯事。絶対届くから心配ないよって言ったじゃない。ははは。」

私は生真面目なニッポン人なのだ。心配性なのだ。少なくともナポリ人よりは。

さぁ、荷物も無事届いたし明日はイスキア島へ出発だ。


●6月13日(火)フェリーでいよいよイスキア島へ。さようなら、ナポリ。