2006年秋、念願のサルデーニャへ渡る。この島にのみ存在する遺跡「ヌラーゲ」。スペイン語の影響を受けた言語「サルド語」。ローマ人も征服できなかった地「バルバージア」。日本ではあまり紹介されることもなく、関連書籍も少ない。果たしてサルデーニャの真の姿は?と乗り込んだ。想像以上に観光地として整備されているところあり。そうでないところあり。様々な表情を見せてくれたサルデーニャ。料理も見たことも食べたこともないものにも出会い、今回も大満足。そして一皿の料理が、一杯のワインが、ときとしては何よりも雄弁にその土地を語る。いつもながら食生活の深さを知った旅でした。