「ラヴェンナの初期キリスト教建築群」8ヶ所のトリを飾るのはBasilica Di Sant’Apollinare In Classe/サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂。その名の通りClasse/クラッセという町にあります。徒歩で約1時間。平坦でほぼ一直線。バスもありましたが、お天気もいいので徒歩に決定。日曜日のため、13時半から。早めに行ってまずはランチ。聖堂の近くにホテルがあってそこにリストランテがあるのはお見通し(笑)ビールで喉を潤しつつ開店時間を待つ。地元の自転車野郎(おじさんたち)も立ち寄ってビール。大でぐびぐび。イタリアでは「日本のようにお酒を飲んだら運転できないのではなく、定められた量までは飲むことができる」らしい(こちらのコラム参照)
さてお昼。聖堂の近くだからとあたりをつけていて、正直なところさほど期待しないで選んだのですが、とても美味しかった! お母さんのしゃきしゃきとした仕切りもいい。ポルチーニのフランと、もう一品コントルノの野菜サラダを前菜としてお願いして、魚介類のリゾット(二人前から)、カラフェでハウスワインの白にカッフェ。以前はちょくちょくこう言うこと(ふらりと入って美味しい)があったのに最近少なくなっていたので、とても嬉しい。大いに気分よく聖堂へ。入館料は@ €5.00(イタリア的には5,00と表記します)。こちらのモザイクは今まで見てきたところと少し趣が違う。牧歌的と言うか、ほっこりした雰囲気。そしてこちらもとても見事。来て良かった。帰りも歩く一本道。歩道があってストレスなく歩ける。健脚な方にはお勧めです。
夜はCa’ de Vèn。めっちゃ賑わってます。めっちゃ広いのに。奥はリストランテ。アペリティーヴォと申し上げて、なんとか手前の席の一隅に捩じ込んでもらいました。外の人たちはグラスを持って自分でワインを酌みに、じゃなかったオーダーしにカウンターへ。そんな様子も楽しい。働く人のテキパキ度も半端ない。グラスで泡(プロセッコ)と赤(サンジョヴェーゼ)、お供は生ハム・サラミの盛り合わせ(AFFETTATO MISTO)もれなくピアディーナ付き。お近くの方が頼んでいた「CRESCIONE」というものも美味しそうでした。色んな使い方ができるお店。しかも歴史的な建造物(PALAZZO RASPONI)なのである。すごいぞ、ラヴェンナ。