毎日茶筅を振る。毎日お薄を飲む。「お薄マラソン」継続中。このマラソンを決めてからお抹茶やお菓子をいただく機会が増えた。決意が引き寄せているのだろうか(笑)この度は何と島津製作所さんご謹製の琥珀糖「新緑の輝き」を頂戴した。カテキン×カテキンの最強の組み合わせ。
本日のお茶盌はシチリアのDe Simoneの器を見立てて。お気に入りの器だったのにあるとき不注意で派手に割ってしまい、東京時代の漆の先生に銀継ぎで直していただいたもの。先生、さすがの技です! 日常のお気に入りの器をちゃちゃっと直せれば、と金継ぎを数年真面目に習っておりました。漆は「待つ」工程も多いので、金継ぎのみならず拭き漆などもしぶしぶ習い、お箸やお弁当箱制作、はたまた友人からの頼まれものなど、私にしてはよく頑張った。しかし、根っからの不器用。拭き漆は丁寧さを心がければ何とかなるけれど、金継ぎの形を出すのが何とも難しく… あるとき、すっぱりと漆の世界から足を洗ったのでありました。2013年の日記にも言い訳をぐだぐだ書いております(笑)
直して使う、と言えば子供の頃はどんなものも直して使っていました。家で修理できないものは外で。お布団の打ち直しやお鍋の修理、頼めるところも身近にあって。その頃は当たり前だった事が、今は随分と難しくなりました。そんな中、先日はだいぶ前に購入し長年使っているスーツケースのキャスターを交換しました。そのスーツケースのメーカー(マルエム松崎さん/1889年創業)はすでにないのですが、念のために調べたら修理をしてくださるところが見つかって。しかもキャスター部分を簡単に外せる仕様だったため、本体ごと送る必要がなく、少々遠方(名古屋市中村区)でも現実的な修理となりました。よく出来たスーツケースで、こんな良いものを作っていたところが倒産してしまった現実が悲しい。


