初日の出も拝むことができ、穏やかな新年の幕開け。“馬”が合わない人がいる。友だちになれなくても喧嘩はしない。お互いを尊重して“うま”くやっていこう。それが知恵ある人(Homo sapiens)と言うものだ。お正月三ヶ日だけの素敵なルール。朝からお酒をいただける。いつもよりテレビを観る。と言うわけで本日はウィーン・フィル ニューイヤーコンサート。前半パートを少し見逃してしまうも、たっぷり楽しんだ。今年の指揮者は初登場のヤニック・ネゼ=セガン氏。これまでの指揮者のイメージを覆す、新しいスタイルを持った方。というのが私の印象。めちゃくちゃ明るく、そしてニュートラルな心を持っているようにお見受けした。後からプロフィールを拝見して大いに納得。そして彼はこれまであまり顧みられてこなかった作曲家の作品にも積極的に取り組んでいるそうだ。本日のニューイヤーコンサートにもアメリカ出身のフローレンス・プライス(1887~1953)の「レインボー・ワルツ」、ウィーン出身のヨゼフィーネ・ヴァインリッヒ(1848~1987)「セイレーンの歌」が取り上げられていた。もちろん私は始めて耳にする作曲家たちだ。二人とも逆境を自分の力で切り拓き重たい扉を開けて活躍をしたそうだ。今以て性別や人種が差別や偏見の対象となり得るけれど、当時の状況はさらに過酷だったであろう。そんなことも知ることができ、とてもよいプログラムだった。そして何よりコンサート全体から発せられるメッセージが、たいへん好ましいもので、音楽の力というものを改めて感じることができた。女性奏者の正団員採用が1997年からと言うちょっと驚きの歴史を持つウィーン・フィルで、というのも大きなインパクト!!
そうそう、バレエもとても素敵でした!
