Campobasso Day5(2026.04.12 Sun.)

最終日。気になっていたお店、I Due Fuochiでランチ。物静かな女性が取り仕切る、素敵なお店でした。各テーブルには折り紙の鶴。ご兄弟が日本のアニメなどが好きでその影響だそう。マグロのタルタルや、魚介のにニョケッティ(gnocchetti)、タルトゥーフォとポルチーニ、サルシッチャのタリアテッレ、めずらしくそれぞれにドルチェまで。そしてこちらで頼んだワインは、モリーゼのソーヴィニヨン!! Paneも今までの中で一番。魚介メニューも多く、もう一度、ディナータイムにも伺いたかった(涙)

満足して宿に戻り、お昼寝。気がつけば夕刻。マンマミーア! 今宵はサヴォイア劇場/Teatro Savoiaでモリーゼ州立管弦楽団/Orchestra Sinfonica del Moliseを聴く予定。飛び起きて、慌てて着物に着替える*。お宿の近くで良かった。隣に座ったおばさまが「私はフィオレンティーナよ、もうすぐ90歳。生まれはローマだけれどフィレンツェで育ち、カンポバッソのドットーレと恋に落ちたの」と話しかけてくださった。ご馳走様です(笑)お連れの女性が「私はそんな歳じゃないわよ」と割り込む(笑)それにしても女性は洋の東西を問わずお元気です。サヴォイア劇場は前のものが火事で消失後建てられたものなので歴史も百年とイタリアでは随分新しく小降りですが、とてもチャーミングな劇場。

演奏はイタリア国家で始まった。皆、自然に立ち上がる。今宵の演目は短い演奏もあって、肩肘張らずに楽しめた。最後の曲は、鳥の鳴き声などの効果音もあって楽しい。この劇場の舞台が狭いからか、純粋に演出なのか、一番舞台に近いバルコニー席にもホルンなどの演奏者が。以下、パンフより。チケットはシニア割で@€11.00

Sinfonismo all’Italiana
90 anni dalla scomparsa di Ottorino Respighi
violoncello Remo lanniruberto
Orchestra Sinfonica del Molise
Diretore Nicolò Jacopo Suppa

PROGRAMMA

L. Boccherini/L. Berio 
 Quattro versioni originali
 de “La ritirata notturna da Madrid”

G. Rossini
 Il Barbiere di Siviglia
 Sinfonia

G. Verdi
 I Masnadieri
 Preludio, Atto I

 I Vespri Siciliani
 Sinfonia

R. Leoncavallo      
 Pagliacci
 Intermezzo

G. Puccini
 Manon Lescaut
 Intermezzo

O. Respighi 
 Pini di Roma
 1. “I pini di Villa Borghese”
 2. “Pini presso una catacomba”
 3. “I pini del Gianicolo”
 4.”I pini della via Appia”

オットリーノ・レスピーギ没後90周年とあったので、この方を調べてみた。1879年7月9日 – 1936年4月18日 イタリアの作曲家・音楽学者・指揮者、だそうだ。
指揮者のSuppaさんは一度見たら忘れられない(笑)とにもかくにもたいへん素晴らしい演奏会でした。帰り際、バルコニー席の小さい女の子たちにも着物姿を褒められたのも嬉しかった。終演後、同じ建物内のバールへ。プロセッコ以外の泡が飲みたいとリクエストしたら、これもあれも、どれでも開けますよとお店の方。いやん、嬉しすぎ。最後まで愉快なカンポバッソの滞在でした。

*今回のテーマは、パスクワ=プリマベーラ、選んだのは吉田美保子さんの着尺と帯。着尺と帯、同じ作り手さんというのは今までないことでしたが、テーマに沿って選んだらこうなりました。着尺は「南イタリアのレモン畑にそよぐ風」をイメージして織り上げていただいたもの。「イエロー・トライアングルズ」と名付けられた帯は作品展で出会い連れ帰ったもの。背中のシワはご愛嬌(苦笑)