現代美術館、MACTE(Museo di Arte Contemporanea di Termoli)へ。線路を越えた街中の、なんとVia GiapponeにMACTEはあった。駅を挟んで海沿い方面は観光地、その反対側、即ち美術館のある一帯は生活の場、と言ったところか。大きなスーパーや学校、集合住宅も立ち並ぶ。MACTEでは “Io, Testimone”と題されたゼーラ・ドアン/Zehra Doğan(クルド人アーティスト、ジャーナリスト、作家)の個展を開催中(2026年5月16日まで)。入館は無料だった。混迷を深める世界の中で、ゼーラ・ドアンの作品群、絵画、ドローイング、ビデオ、写真、グラフィックノベル、人形、インスタレーション、タペストリーなど、そこに書かれている言葉は理解できなくても、胸に迫り考えさせられた。ゼーラ・ドアンをもっと知りたいと思う。
戻りながら良さげなバールを発見。喉を潤す。おまけがたっぷりで、ランチ代わりとする。スーパーの横の広場には市も立っていて嬉しくなった。どの場所でも歩くと楽しいことにぶつかる。
再び旧市街。Castello Svevoから出てくる人がいる。入れるのかしらと立ち止まっていたら、入れますよとお声がかかった。中に入るとその声を掛けてくださった男性、Michele Affatatoさんの絵画展。なかなか面白い。図らずも今日はアートの日となった。
夕食はFrederik’s Risto-Fish再訪。ほどなくして昨夕隣り合ったご夫妻が入ってきた。あら、まぁと同時に目を合わせる。どうやらこのご夫妻と私たちは求めるものが一緒のようだ。今宵もAlici marinateから。すっかりお気に入り。タコの煮込みが運ばれて来て、シニョーラが「お野菜入ってるわよ」って。昨日私が「お野菜は何もないの?」と質問したことへの切り返し(笑)観光客や時代に忖度したお店も多い中、一途に自分たちのスタイルを守っている。大好きなお店の一つとして心に刻まれた。
・Alici marinate(これは日本酒のアテにも!)
・Polpo in umido
・Frittura di calamari
・Biferno Gironia Rosato 2022 BORGO DI COLLOREDO



