Tagliacozzo Day2(2026.04.21 Tue.)

ただひたすら上を目指す。曲がりくねった道を、階段を、ひたすらに上る。袋小路に行き当たったり、迷ったり。それがまた楽しいのだ。車が入れない、そして階段という点では、京都の住まいの環境と一緒だが、規模が違う。こんな場所に暮らしたらさぞや愉快だろうと思うけれど、売り家も目立つ。登り詰めた場所には広場がありChiesa di Santa Maria del Soccorso(XII sec)があった。そして振り向くと絶景。何とも気持ちのいい場所である。満ち足りた気持ちで、今度は一心に下を目指し、またも楽しく迷いながら町へ戻る。

今日のお昼は、Ristorante alla Fontanaで。こちらも昨日のオステリア同様、炭火焼きのメニューが並ぶ。炭火焼きの場所はテーブルの近くにあり、見ているのも楽しい。一緒になった若いご夫婦は愛犬を連れて。今回の旅で利用したお店はどこもワンちゃんフレンドリー。そしてどのワンちゃんも躾がしっかりされている。イタリアでは休暇前に捨てられる犬が多いというひどいことも以前耳にしました。マイクロチップが必須*になり、そんな話も昔話となっているとよいのですが… さて、お料理はどれも本当に美味しい。昨日のオステリアとは違ったテイストで、甲乙つけ難し。私たちの旅もいよいよ大詰め。ワインもちょっと奮発しました!!

La Bottega dei Salumiで生ハムやサラミを購入。イタリアの生ハムやサラミがアフリカ豚熱のため、日本に輸入出来なくなって久しい(輸入禁止は2022年1月より)。せめて現地で楽しむのである。ちなみに、モリーゼ州ではアフリカ豚熱は発生していない。

お昼をちゃんと食べたときは、基本的に夜はスキップか、ちょっと何かをつまむだけ。今宵は買い求めた生ハム、サラミを。お昼のお店のパーネ、めちゃくちゃ美味。でも悲しいかなたくさん食べてしまうと他のお料理が入らないので一切れだけ。残りは持ち帰らせていただこうと思っていたのに、失念。痛恨! 加えてiPhoneも置き忘れ。お店の女性がすぐに気がついて追いかけてくれた。感謝! この町へまた来ることがあったら昨日のオステリアと共に再訪したい。次回は「Scamorza alla brace」も絶対オーダーします!!

Ristorante alla Fontana
・Insalata di pera, radicchio e noci
・Prosciutto tagliato a coltello
・Chitarra con Rosso di Artemisia (zafferano di Navelli DOP),
 guanciale, blu aquilano e scaglie di pecorino
・Agnello locale alla brace
・Insalata mista
・Colle Trà Colline Teramane Montepulciano D’Abruzzo DOCG 2017 Strappelli

*イタリアでは、犬や猫のマイクロチップは、2004年11月5日から義務付けられている、そうです。ちなみに、日本は2022年6月1日からペットショップ等で販売される犬や猫のマイクロチップ装着が義務化された、とのこと。これは心無い放棄の抑止力にはなりそうですし、迷子になったときなどにすぐに飼い主が判明するなど、利点も大いにあることは理解できますが、ちょっと複雑な気持ちになるのは否めない…