ホタルブクロと蛍(2023.05.28 Sun.)

ホタルブクロが色付くと蛍が飛ぶ。この法則は今年も健在。すでにホタルブクロが咲き始めていた先々週、横浜から戻った夜。17系統のバスを疏水沿いで降りると、数名の方が疎水を覗き込んでいた。もしやと見てみると… 飛んでいました! いつもはこの付近では見ることがあまりないのに、幾つも光を放って飛び回っている。ということは今年は数も多いのだろうか。思いがけなく蛍を楽しんで、帰宅。すてきなおまけがありました。そして本日。雨で倒れてしまったホタルブクロを籠に。お軸は書の先生の短冊、エンボスの書「歳月人を待たず」を。

〜つどふ〜(2023.05.21 Sun.)

「いけばな草月流 初夏のつどい展」へ伺う。会場はJARFO ART SQUARE。雰囲気が好きでお気に入りの古川町商店街にこんなスペースがあったのですね。会場は、ミシェル・ネワールさん、三宅真遙さん、(賛助)野村花遙先生のお作品で構成。個々の作品も素晴らしかったのですが、全体の構成にも唸る。ひとつひとつが独立した作品であると同時に、それぞれが響き合ってひとつの流れを作っている。「いけばな」ってやはりいいなぁ、好きだなぁとしみじみ思う。流派は違えど、一所懸命習っていた頃の時間と先生を懐かしく想い出しました。ウクライナご出身のミシェルさんの着眼点には今回も大いに感じ入りました。前回の作品展はこちら

咲いた咲いた!(2022.04.30 Sat.)

三寸アヤメの花が♪ 今年は14本!二番花をつけているものもあるので、花の数はもっと多い。この三寸アヤメ、最初に植えた場所が悪く植え替えをしたのが7年前。植え替えて3年目からは毎年目を楽しませてくれている。そして今年、ニューレコード!7年前、植え替えたときに2箇所に分けた。沓脱石を挟んで南北にそれぞれ。最初は南側が優勢だったものが、昨年にはずいぶんと劣勢になり、花も咲かず、別の場所に植え替えた。そちらはちょぼちょぼとまだまだベイビー。順調に育ってくれると良いのですが。同様に同じ場所を嫌う(連作障害)というササユリも昨年植え替えた。2015年から咲き続け、2020年には花が三つになり翌21年にはひょろひょろした葉っぱだけに。調べてみると「毎年植え替え」とあった。毎年!?と驚きながら、植え替えてみた次第。果たして…

その他、昨年植えたクロユリ、2箇所のうち1箇所は無事に育ち、花をつけてくれた。ミヤマオダマキは、白花のみが芽を出し順調に育っている。紫はどうなったのか。そのとき一緒に買い求め植えたクガイソウも発芽して今のところすくすくと。少し前まで何もなかった庭に、次々と芽を出す植物を日々観察するのは、本当に楽しくて心豊かな時間。ときには昆虫とのバトルも。サイパンレモンの葉っぱにいるイモちゃんは厚遇されるのに、シモツケにいる青虫が冷遇されるのはなぜ。自問自答しながらも、お引き取りを願う。十王さま、どうかお目溢しを!

青もみじと藤の花(2022.04.16 Sat.)

ついこの間まで枯れ木のような体だった樹々。順々に芽吹きだしあっという間に「オトナ」の様相に。ぶわっと芽吹いて急速に育つ仕組みはどうなっているのだろう!?日々様子が変わる庭を眺めながら、頭の中にはたくさんのクエスチョンマークが。そして植物にあらためて畏怖の念を抱く。ちょっとそこまで用事があって夕方外に出る。宗忠神社の境内をつっきるのが好きなルートだ。藤棚のフジがすでに咲いていた。ということは真如堂でも!用事が終わってから足を向ける。やはりこちらも見事な様子。紫と白の花がひとつの藤棚に咲き誇り、なんとも言えぬ風情。青葉も繁り、こちらまで染まりそうな勢いである。深呼吸をして息吹を吸い込み英気を養う。この時期は静かな境内。独り占めでした。

探梅(2022.02.15 Tue.)

お茶のお稽古のあと梅林を目当てに二条城へ。まだまだほころんでいる花は少なかったが、それでも香しさがマスク越しにも感じられ、ひととき温かな気持ちに包まれた。そういえば先日、勉強会の資料に“盧梅坡*「雪梅」”という書き込みを見つけた。なんとタイムリーな!

梅雪爭春未肯降
騷人擱筆費評章
梅須遜雪三分白
雪卻輸梅一段香

早春に主役の座を争っている梅と雪、詩人が筆を置いて品定めをする。
“梅は須く雪に三分の白さを遜(ゆず)るべし、雪もまた梅に一段の香りを輸(ゆ)く**”

というわけで結局優劣はつかず。いい詩だなぁ。

*盧梅坡=宋代末の詩人、生没年不詳
**輸く=ゆずる