ネマニャ・ラドゥロヴィチ(2025.01.26 Sun.)

presents ドゥーブル・サンスを聴きに兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールへ。琵琶湖の辺りに住むA夫妻に誘われたのですが、ネマニャ・ラドゥロヴィチさんの風貌に惹かれふたつ返事で。ヴェートーベンとバッハというクラシックど真ん中のプログラムでしたが、作曲家の意図するところは押さえつつ、その上にもう一枚非常に魅力的な薄衣を纏っているような魅力を感じました。ネマニャさんの笑顔もすてき。ドゥーブル・サンスの面々もとても楽しそう。音楽の持つ魅力や力を肩肘張らず感じさせてくれるとても魅力的なコンチェルト。アンコールで「竹田の子守唄」を演奏してくださったのも、いい!音楽って本当に素晴らしいと思える時間でした。またぜひお聴きしたい。そしてチェンバロ。チェンバロにも色んな形があることを知る。

【出演】
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
ドゥーブル・サンス (弦楽合奏/チェンバロ)

【プログラム】
ベートーヴェン(ラドゥロヴィチ編):ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」(ヴァイオリン・ソロ & 弦楽合奏版)
I.Adagio sostenuto-Presto
II.Andante con variazioni
III.Presto

***** 休 憩 *****

J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より)*ヴァイオリン独奏

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052R (原曲:チェンバロ協奏曲)
I.Allegro
II.Adagio
III.Allegro

【アンコール🎶】
モンティ:チャールダーシュ
民語:竹田の子守歌
伝統舞曲:パショーナ・コロ