Risotto allo zafferano(2024.04.20 Sat.)

イタリア土産にサフラン(Azienda Agricola Amica Terra)をもらった。一緒に「ほたるリゾット」という岡山県矢掛町産のお米も。ちょうど今美味しい無塩バターもある。満を持して”Risotto allo zafferano”を作った。サフランの香りがめちゃくちゃ良くて、その芳香だけでも幸せになれる。けれど、出来上がったらさらに幸せが! 自分で作っておいて何ですが、いやぁ美味しい(笑)サフランとお米、そしてフランス産の無塩バター、日仏伊合作が素晴らしく、一瞬にして我が家がイタリアに!! O夫妻、どうもありがとう。参考にしたレシピにも心からの感謝を。

Baci di Dama(2023.02.20 Mon)

奈良旅行から湘南へ戻る友人夫婦と京都駅でランデブー。新幹線構内の宝泉さんで楽しいひととき。そしてお土産にいただいたのがマーロウさんのBaci di Dama。友人作のお皿に乗せて写真撮影。

Baci di DamaはピエモンテのTortonaで生まれたお菓子。オリジナルのレシピはアーモンドの粉(アーモンドプードル)で焼いたクッキーにチョコを挟んだもの。マカロンの原型と言われているとか。お菓子に詳しくなく、その上一次資料には当たっていないので、あくまでも一般に流布している説、ということで(笑)

いただいたものはマーロウさんオリジナルレシピ。バター、小麦粉、全粒粉、ナッツを混ぜ込んで焼き上げたクッキーに、ベルギー産チョコレートをサンドしたもの。まっ黒でほんのりビターな【ココアとチョコレート】と香ばしいナッツの風味が口に広がる【ヘーゼルナッツ】の二種。葉山の景色を思い出しながら、いただきます!

Buona Pasqua!(2022.04.17 Sun.)

今年もPiattiさんに褐色のコロンバをお願いした。ダークチェリーのお酒がこれまでもよりも効いていて大人の味アップ。さらにしっとりの焼き上がりで満足満足。KURKKU FIELDSさんからちょうど国内産の水牛リコッタが届いていたので合わせてみる。美味しい!でも何と言っても今年のマリアージュナンバーワンは平和酒造さんの「紀土 特別純米 カラクチキッド」。素晴らしい組み合わせでした(うっとり)

世の中が騒然としている最中にも、イタリアから手元に届くありがたさ。平和の象徴を象ったお菓子を口にしながらさまざまなことを考えそして祈りました。お菓子を作る職についてくださった方、運んでくださる仕事についてくださっている方、税関の方々、インポーターさん、などなど。この職についてくれる人がいるから、私がこれを享受できる、ということばかりの世間。そう思うと本当に有り難く自然に頭が下がる。これからも皆様、健康に留意してよいお仕事を!そしていつまでもそのことに感謝を持ち続けられるヒトでありたい。

力尽きて外ご飯(2022.03.05 Sat.)

再開された消息の勉強会。消息マラソンとでも名付けたいほど長いお手紙の主は小堀遠州。気合を入れて臨み力尽きへろへろになって帰洛。そうだ!外ご飯にしよう!!徒歩圏内に美味しいイタリア料理店がある幸せよ。白バイ貝と春豆の前菜(肝を使ったブルスケッタ付き)、ホタルイカとトマトの少し辛いパスタ、そしてセコンドに会津産cavalloのハラミ。タスマニア産粒マスタードを使ったヴィネグレット風のsalsaがこれまたとても美味。

泡*は自然派。以前状態が思わしくないとシェフからのお申し出があり取りやめたもの。今回は完璧。疲れた頭によく効きました(笑)

*Terra Rara Bombino Spumante Brut Valentina Passalacqua
 土着品種ボンビーノ100% アルコール度数10.5で優しい味わい

ブレザオラ(2021.10.24 Sun.)

Bresaola della Valtellina、牛肉の生ハム。これを初めて口にしたのは30年前に訪れたイタリアはミラノでのことだった。ブレザオラとruchettaの組み合わせ。その上にピーラーで薄くスライスされたパルミジャーノ。レモンとオリーブオイルをかけて。牛肉の生ハムもルケッタも初めての味。なんて美味しい組み合わせなのだろうと感動した。それから時はぐんぐんと流れた最近、PIATTIさんで無添加のブレザオラの取り扱いが始まっていたので、購入。この辺りでは葉がギザギザした野生種のルケッタが手に入らないので、丸い葉っぱの普及しているルーコラを買い求め、ミラノで30年前に食べたお皿を思い出しながら、アンティパストに。懐かしい味と共に最初のイタリアへの旅が蘇る。

それにしても、PIATTIさん取扱のBresaola della Valtellinaの美味しいこと!お肉の加工品は添加物が気になることが多い。その点イタリアのプロシュットは添加物なしなので、我が家でも定番のアイテムですが、その他になかなか定番になるものがなかった。ゆえにこれは大変ありがたい。少しまとめて購入してすぐに食べる分以外は冷凍にしている。真空パックではなく、紙パックで冷凍、というところがミソ。

今日はご近所のFさんからルーコラを他のサラダ野菜と一緒にいただいたので、庭の柿も合わせてブレザオラに添える。レモンの代わりにスダチ。口にふくめば自然に笑みがこぼれる。ちなみに今日のお皿は岸野寛さんのもの。何をのせても映える。魔法のプレートです。