展覧会はしご(2024.02.09 Fri.)

「CUBE 樂雅臣彫刻展」@イムラアートギャラリーを拝見して、「村上隆 もののけ 京都」@京セラ美術館へ。ほぼ同年代の村上隆さん。“フラワーズ”を見ると子供の頃に流行ったお花のシールを思い出す。自分のタンスにペタペタを貼って悦に入っていた、そんな事を懐かしく思い出してしまうのです。とにかく、とても面白く見た。言い訳やら(笑)説明やらが書かれていた吹き出し型のパネルがちょっと読みにくかったなぁ。黄色が見えにくくて。字もちっちゃくて。写真がOKだったので、写して後から読みました、とさ(笑)

両展覧会で心を潤したあとは、お気に入りのトスカーナ料理店で喉を潤しお腹を満たす。琵琶湖のほとりに住むAさんご夫妻と共に。お持ち出しのワインがどちらも美味。たいへんご馳走様でした!!

市長選挙(2024.02.05 Mon.)

春立ちて“福”来らず。投票率と共に結果にも大いに失望。“4党推薦”というのもまったく解せない。春は遠い。春は来るのだろうか。

修学院村(2024.01.20 Sat.)

修学院離宮の手前に立派な蔵が。窓などの意匠もすてき。思わずパチリ。この辺りには蔵がたくさんあったのに、ここ20年ほどで随分と少なくなった、と聞いた。立派な古い家屋もあるので、今度あらためてこの辺りを歩いてみようと思う。俄然「修学院村」が気になってきた。検索してみたら「紙飛行機 こちら校長室 平成20年度2月号」というPDFがヒット。平成21年2月20日発行、京都市立修学院小学校のもので当時の校長先生(伊藤喜昌さん)が書かれた文章「修学院小学校の歴史について(続き)」に“昭和6年4月京都市に編入されて,左京区修学院となるまでは,修学院村(修学寺村とも言う)・一乗寺村・上高野村と呼んでいた。叡山三千坊と言って,この周辺には多くのお寺があった。「修学院」もその中の1つで,平安時代に勝算(僧)によって開かれた。そのお寺は赤山禅院より西にあって,上高野に行く檜峠の南がその跡だそうです。このお寺は500年ぐらい続きましたが,その後なくなりました。「つれづれ草」という本を書いた吉田兼好法師がしばらく住んでいたということです。”とあった。なるほど、歴史のある場所なんですね。

ちなみに修学院小学校の始まりは大正5年(1916)4月1日でその年の5月24日には“3年生以上大文字登山。大津でスミス氏の宙返り飛行を見る。”というような興味深い記述が。(以上“”内「紙飛行機 こちら校長室」より抜粋)「スミス氏の宙返り飛行」とは何だろう。調べたところ、アメリカ人のアート・スミスという人で、「鳥人」と呼ばれた飛行家。来日して各地で入場料を取り、曲芸飛行を披露したらしい。大正6年に静岡県浜松市の練兵場で当時10歳だった本田宗一郎少年も、親の目を盗んで金2銭を握りしめ、自転車で二十数キロ離れた会場に駆けつけた、そうだ。このときの体験が(ご本人が目にすることはできなかったけれど)「ホンダジェット」として結実しているのですね。時空を超えていろいろ繋がりました!

若人に期待(2024.01.10 Wed.)

8日成人の日、102回全国高校サッカー選手権決勝、青森山田高校(青森)vs 近江高校(滋賀)を見る。お近くなので近江高校を応援。後半すぐに近江が追いついたときは、流れも変わるかと期待したけれど、結果は青森山田が3-1で2大会ぶり4度目の優勝を手にした。

ところで、102回はすごい。箱根駅伝が100回大会だったけれどその二年前に始まっているのですね。第1回(1917)大会の優勝校は「御影師(兵庫)」となっていた。御影師範学校のことらしい。1923年まで七連覇。わが山梨はどうだろうとスクロール。第18回(1936)に準優勝校として初めて韮崎の名前が。その後も準優勝では名前が上がっていた。優勝はないのかとさらにスクロール。第88回(2009)第99回(2020)で山梨学院大付属が優勝している。ガンバレ、ふるさと!! なお、1941-1945の間、第23回(1941)第24回(1942)は戦争のため中止、1944年、1945年は中断だそうだ。

それにしてもみんな上手いね。女子も同じく。みんなにはサッカーだけじゃなく、政にも大いに興味を持ってもらいたい。君たちの未来は君たちの手で!!

お正月飾り(2024.01.09 Tue.)

関東ではすでに松が取れていますが、こちらは15日まで松の内。京都に引っ越す事が決まったときは、初めて迎えるお正月をそれは楽しみにしていました。家々がさぞや美しくお飾りされるだろうと。どの家の玄関も根曳き松で飾られるに違いないと。しかし、その期待は、裏切られました(笑)ご近所でも根曳き松まで飾っているのは少数派。注連飾りだけのお家が多い。関東では根を切った松を飾るので、私はこの「根曳き松」を大いに楽しみしておりました。ゆえに引っ越しをして以来(服喪の年以外は)必ず飾る様にしています。本当は自分で山に松を迎えに行って、雄松雌松をちゃんと飾りたいのですが、毎年ご近所のお花屋さんで購入しています(笑)先日、子供の頃の実家のお正月飾りと似た風景を見つけました。思わずパチリ。そうそう、こんな風な飾りだった。懐かしい。

あとこちらに来てからお鏡さんと共に必ず飾るのが「ほしつきさん」。水回りのお台所、洗面所、二箇所のトイレに忘れずに。