三井寺へ(2024.04.10 Wed.)

三井寺の観月舞台、5分間の貸切拝観を予約していた友人のお供で。最初にこの特別プログラムを耳にしたときは、えぇ〜と思いましたが、6人まで舞台へ上がれるとお聞きして、それならまぁまぁ納得(笑)友人は、日没時間に合わせて予約を取らなかったことを悔やんでおりましたが、棚から牡丹餅の私は大満足、大満喫。思いがけなく2度目の三井寺を楽しんだのであります(1度目は新緑の季節

係のおにーさんが撮ってくれたツーショットがとてもいい感じ。さすがに撮り慣れていらっしゃる。ここに載せられないのが、まことに残念でございます(笑)

花散歩(2024.04.06 Sat.)

お弁当を携えてのお花見はここ数年出来ないままだ。理由は「花粉症」私は随分と軽くなったけれど、やぎが花盛り(苦笑)なので、あちこち出掛けたときにお花を楽しむことにしている。ありがたいことに「桜狩り」にわざわざ出掛けずとも楽しむことができる。家の周りにも見事な桜があるし、御所も鴨川も、そして岡崎公園も近い。本日土曜日には北山に所用があって、それならばと出町から鴨川べりを歩いて行くことにした。府立植物園沿いではフェスタも行われていて、ブラスバンドの演奏やお茶会(煎茶)なども催されていた。

最近のワイン(2024.03.10 Sun.)

家飲みワイン、外飲みワイン、旅先のお出合い、お相伴、覚えショット。白、赤、泡、近くのもの、海を越えてやって来たもの。静かにセラーで寝ていたワインがあれば、リリースからほど近いフレッシュなワインも。それぞれに、愛おしく、美味しいのである。ときにはブショネに当たることも。それもお出合い(笑)

修学院離宮その2(2024.01.19 Fri.)

修学院離宮には上(かみ)・中(なか)・下(しも)と呼ばれる離宮が三つ。その三箇所は現在松並木で結ばれている。開場を待つ間にお話ししたスタッフの方によると松並木の赤松が昨今の暑さによるものか、枯れてきているものがあるという。拙宅の近所でも同様。赤松の方が黒松より暑さに弱いのだろうか。さて、下離宮には寿月観(じゅげつかん)、中離宮には楽只軒(らくしけん)と客殿、上離宮には隣雲邸(りんうんてい)と窮邃亭(きゅうすいてい/宝形造の茶屋)が建てられている。下離宮の寿月観、一の間に掛かる偏額「寿月観」は後水尾天皇のご宸筆。中離宮の客殿には霞棚と呼ばれる飾棚があり、桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに“天下の三棚”と称されている。その他にも「網干の欄干」と呼ばれる網を干した形を模した手すり(火災避けに水に関する意匠を取り入れる)や祇園祭の鉾の絵や鯉の絵が描かれた板戸など。上離宮の隣雲邸、軒下のたたきには漆喰に小石が一つ、二つ、三つと埋め込まれていて、「一二三石」(赤い石は鞍馬石、黒い石は賀茂川の石)と呼ばれているそうだ。場所ごとの風情が格別で、眺める景色がそれぞれにまた絶景。浴龍池(よくりゅうち)では舟遊びも楽しまれていたとか。とにかく総面積54万5千㎡の修学院離宮は全体としての佇まいが本当にいい。現在、この素晴らしい景観が残るのも、昭和39年(1964年)に上・中・下の各利休の間に展開する水田畑地(8万㎡)を買い上げて付属農地としたことが大きいと思う。英断! その水田畑地は元々の所有者に貸し出して実際にお米や農作物を育てているそうです。これも素晴らしい!!

修学院離宮その1(2024.01.19 Fri.)

先日、後水尾天皇の消息に触れる機会を得た。後水尾天皇といえば、上皇になられてから修学院離宮を造営された方ではないか。修学院離宮はお近く。されど未だ伺ったことがない。これは行かなくては!と思い立ち予約をして本日参観した次第。離宮は、なんで今まで来なかったのだろう、と深く思うほどに素晴らしい場所であった。桜の時期や紅葉の季節は予約も混むのでしょうが、この時期はお人も少なく、お天気にも恵まれ(ちょっと不思議な空模様)ゆるゆると見学させていただきました。されどご案内の職員の方がお若く健脚で、歩を進めるのが早い早い。私も脚には自信があるので、ついてはいけますが、素晴らしい庭内と建物、そして借景、もう少しゆるりと歩きたい。それに参加者にはご年配者も多いから多少の配慮は欲しいところ。これはご意見として何かの折に宮内庁に申し上げよう、と思ってサイトを確認したところアンケートがありました。さっそく回答。しかーし、選択式と記述式の設問があって「選択式」と言っているのに選ぶ回答がなく。Safariだから?と思ってGoogle Chromでも確認してみましたが、一緒でした。どうなってるんだろ???  

とにもかくにも修学院離宮。素晴らしい場所でした。またぜひ伺おう。なお現在は楓橋の架け替え中の為、一部ルートが普段と異なっていることと、お池の水も通常より少なくなっているとのご説明あり。