ブドウ畑を目指して(2021.10.18 Mon.)

東御市へ。宿を取ったのは八重原と呼ばれる場所。迎えの車はぐんぐんと坂道を上り、登りきったところに広々とした大地が広がっていた。ブドウ畑の近くに温泉はないか?と調べて予約した宿。下調べもあまりせず、ともかく温泉であればとさほどの期待もせずに乗り込んだ。来てみてびっくり。とても素敵な場所だった。ちょっとニッポン離れをした景色。ヨーロッパのどこかの村を訪れたような気持ちに。「まる屋」さんで美味しいカッフェをいただいてから、明神池のまわりをぐるっとパッセジャータ。宿のお風呂からの景色も最高で、夜は月明かりを浴びながら。朝は白白と明ける空を楽しみながら。温泉で英気を養った翌日は、お目当ての、ぼんじゅーる農園さんの畑を拝見し、Rue de Vinさんでランチ。う〜ん、最高です!初めて訪れたけれど東御市って、いいところだー!!それにしても東御という名前に馴染みがなさすぎる。小諸も上田も以前からよく知っているのだから、その間にある東御だって知っていてもおかしくないのに。と思ったら「平成の大合併」で誕生した市でした。小県郡東部町と北佐久郡北御牧村が合併。それぞれから一字ずつとって「東御」なんですね。今更ながら合点。さて、今回の旅で新たに「はすみふぁーむ&ワイナリー」さんと「496ワイナリー」さんのワインにも宿で出会えた。再訪してすべてのワイナリーへお邪魔したい。次なる野望です(笑)

Photos by iPhone 13 pro

海の京都(2021.09.30 Thu.)

久美浜の温泉へ。時節柄“部屋に源泉掛け流しのお風呂付き+食事は個室”で選んだ宿。前から伺ってみたいと思っていた「森の中の家 安野光雅館」(@和久傳の森)へも足を運べるロケーション。波の合間に、十分気を配りながら少し羽根を伸ばす企画。タクシーの運転手さんから時折コウノトリも見ることができると伺い、空を仰ぎながら。足元には小さな蛙たち。踏まないように気をつけて。コウノトリのお出ましはなかったけれど、お陰様で楽しい小旅行。しかし「何もない」「不便」を繰り返すのはいけません、社長。きれいな海と質のいい温泉それに海の幸があるじゃないですか。それに、何もないって上等です。「破壊」されていない証明だもの。愚痴をこぼす暇があったら海岸のお掃除を(笑)あれだけの美しい浜に「ゴミ」は一つたりともあってはなるまじ。二日目のお昼は久美浜で。イタリア料理店へ向かってみるものの定休日。いい匂いにつられておうどん屋さん。どんどん!大当たり〜。

久美浜駅から「森の中の家 安野光雅館」へは行きはタクシー(一台のみのため、要予約)、帰りは公共のバスを利用。時間帯や日にちによっては往復公共バス(丹海バス)も可能。詳細は和久傳の森公式サイトで。

Photos by iPhone 13 pro

「ゲイリーザキャット」(2021.03.20 Sat.)

古くからの友人の展示会@ご近所。今日が初日。本日と明日の入場は予約制だった。一緒の時間に割り当てられた女性。お声をかけていただいて四方山話。いつからのファン?とお尋ねしたら「子供の頃から」と返って来た。ひゃ〜、びっくり。一途にこの人の作品が好き!という人に出合い、改めて友人の凄さを思う。同時に、そんなに好きな人(作品)に出会えた方の幸福を思う。

島ご飯その2(2021.03.02 Tue.)

島のクラフトビール「まめまめビール」しろ、あか、くろ、きんと定番は制覇!そしてオリーブ牛、オリーブ豚、オリーブ地鶏も食す。しかしその他にもオリーブハマチ、オリーブ夢豚、オリーブ車海老があるそうで、こちらは完全制覇ならず(笑)オリーブオイルは、少量高品質でブランド化という戦略のよう。夕食に使われたものはどれも繊細でやさしかった。あまりにオリーブオイルが身近な我が家には、なるほど!と唸るアイデアもかえってあって楽しかった。けれどリストに掲載された価格には正直驚いた。普段使っているイタリアのものとは別次元、別物と考えないと手が出せない。お宿でいただいた冊子には「世界に誇る県内34ヶ所の生産者掲載」とあった(WEB版はこちら)。生産者さんを巡る旅も愉しそうである。ともかくもっと知ろう。

島二日目(2021.03.01 Mon.)

宿を出て目指すは「小豆島オリーブ公園」。わっ、ここ素敵と歩き出した道。出会った地元の方にご挨拶。お庭に目をやるとミモザの大木。見事なミモザですねと思わず声をかける。少し持っていく?とその素敵なご婦人。二つ返事にいただきたいところ、今夜もう一泊するので、その旨お伝えしてご遠慮する。すると、一日二日持ち歩いても大丈夫よ、とおっしゃる。何ならお宿に届けましょうか?と。なんて嬉しいお申し出(感涙)でもさすがにそれは辞退して、お言葉に甘えてミモザを包んでいただいた。リュックに入れたら心がじわじわっと暖かくなり、島がさらに好きになった。足取りもさらにさらに軽く。風情のある街並み。きらきら光る海。オリーブの原木にもご挨拶。寒霞渓へも行きたかったけれどロープウエーが休止中ということもあり見送ることに。次の機会を楽しみに!