カメラを忘れてしまった。替えのレンズはやぎが持ってきてくれたのに。本体がなければ役に立たず。したがって今回の写真、私の撮影分はすべてiPhone 13 Pro. 湯布院のお宿、お昼がビッグだからと「お弁当プラン」にしてみましたが、お弁当もビッグでした(笑)上柳屋さん@湯平温泉では「エノハ」(山女魚)と「いくり」(スモモ)という言葉を覚える。別府では湯布院で食した「とり天」と並ぶ大分名物「だんご汁」も味わった。旅に出ると少し賢くなれる。いつもと違うものを食べて飲んで見て。そしてたくさんの人たちと出会って。次に旅に出るときはもっともっと自由に他の方と触れ合えますように。
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「或る列車」(2022.03.14 Mon.)
お料理 on 或る列車(2022.03.14 Mon.)
前菜からミニスイーツまで完食。普段は糖分はアルコールで摂りたい人ですが、本日は甘いものまですべて美味しくいただきました。今日のメニューは下記。生産者さんに感謝。料理人の皆様に感謝。そしてJR九州さんにも心からの感謝を。旅の詳細はこちら。列車についてはこちら。
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2022.March
〈前菜〉
“春の畑、その先の海”
長崎県 スナップエンドウ、大分県 ヒオウギ貝、宮崎県 NARISAWAキャビア
〈お魚料理〉
“キャベツ畑”
福岡県 筍、佐賀県 自然薯、長崎県 真鯛・車えび、鹿児島県 菜の花
〈お肉料理〉
“ノスタルジー”
鹿児島県 黒毛和牛すね肉、佐賀県 新玉ねぎ、宮崎県 チーズ
〈スイーツ〉
“あまおうのバラ”
福岡県 いちご(あまおう)、佐賀県 チーズ、大分県 バラ
〈ミニスイーツ〉
“薫る八女”
“桜と八女グリーン”
“清爽”
福岡県 ほうじ茶、熊本県 みかん・紅八朔、宮崎県 日向夏
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以上、当日のメニューより転載
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いざ、湯治へ(2022.01.27 Thu.)
足の指にしもやけが出来た。手の甲を火傷した。腰が痛い。これは間違いなく温泉が足りない(笑)湯治へ行かねば!宿は、とにかくお湯が良いこと。次に掃除が行き届いていること。加えて食事が美味しければ言うことなし。これに時節柄、お部屋に温泉のお風呂がついていて個室または部屋食であること。人混みに紛れずたどり着けること。などなどの条件で探し、行き先は福井のあわら温泉に決定した。サンダーバードの停車駅JR芦原温泉で下車。何度も通過したことはあるけれど、降りるのは初めて。お願いしていた送迎車に乗り込みお宿へ。あわら温泉は、「明治16年に町内堀江十楽のひとりの農民が灌漑用の水を求めて水田に井戸を掘ったところ、約80度の塩味の温泉が湧出したのが始まり」(芦原温泉旅館協同組合HPより)だそうだ。現在の源泉は74本。各施設が何本かの温泉の井戸を持っているそうだ。そのため線質も微妙に違うらしい。宿泊先のお湯はまことに良かった。温まるけれど湯疲れしないお湯で、まさに好み。何度もアタック!お肌もつるつるになりました。シモヤケにも火傷にも腰痛にも効いて、一泊の湯治とは思えないリターン。さらにあわら温泉には「芦湯」という無料の足湯があって、これがまた素晴らしい!!駅前の「あわら湯のまち広場」にあるので、列車を待つ間に“一足っ風呂と”楽しむことができます。帰りはえちぜん鉄道でのんびり福井駅まで。駅で福井の美味を買い求めサンダーバードで帰洛。ふぅ、いい旅、いい湯治でした。
さて、あわら温泉/福井駅で出会った美味しいもの覚え書き。こしひかり(田川農産)お豆腐(きっちょんどん)鯖のへしこ(お宿特製)早瀬浦 純米酒(三宅彦右衛門酒造)牛乳・ヨーグルト・生卵などなど(ラーバンの森おけら牧場)松乃露(御菓子司浅野耕月堂)芦のゆ玉(なんば屋菓子舗)お蕎麦(福乃家)/焼き鯖すし(若廣)天然平目昆布〆・越前甘えび昆布〆・うに豆(天たつ)
写真に蟹が写っていないのは、決してけちっているのではありません。蟹に愛がないからなのです。しかし先日京都市内で乗ったタクシーの運転手さんには「それは蟹を知らないからですっ」と言われてしまいましたけど(笑)
カモシカに遭う(2021.12.09 Thu.)
一度行ってみたいと思っていた宿を目指して飛騨高山へ。その宿は一之宮町にあり、最寄り駅は飛驒一ノ宮駅だと思われるが、特急が止まる高山駅に送迎があり、高山駅まで列車に乗る。迎えの車に乗車し20分程で宿に到着。高山市内からもさほど離れていないのに、すっかり山間の景色。雨に濡れた風情がしっとりと美しい。銀杏の葉が敷き詰められた路地を進んで宿に入る。8部屋ほどの宿。なんとなんと今夜は私たちだけ。なんだか申し訳ないようですが、思いがけず嬉しい貸切。時節柄一入に。その上、広いお部屋にアップグレード!迷子になりそうでした(笑)きちんと仕事がされたお食事もとても美味しく、量も程よく、大満足。食後は囲炉裏端で“おじい”のおもてなし。翌朝にはニホンカモシカにも遭遇。野生のカモシカには初めてのお目文字。大人しくて近づいても逃げたりもせず。とてもかわいい。宿の方曰く、よくお出ましになるようです。でも「シカ」とおっしゃっていました。このあたりの人は「ニホンカモシカ」を「シカ」と呼ぶのだろうか。ちなみにシカとつくけどカモシカはウシ科。シカも国指定特別天然記念物!シカはシカ科。まったく別の種。翌日は高山の町も楽しむ。前回足を向けなかった北山を目指す。観光客が少ない季節。目指した方向はさらに静か。街中に戻って前回訪れた珈琲店へ。チーズケーキのリベンジも果たす。旅に出ると少し賢くなれる気がする。また出なくては(笑)